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やってみなくちゃ、わからない。大科学実験

数年前にNHKで『大科学実験』という番組がやっていた。何事もやってみなくちゃ、わからない。大規模に科学実験して、定説を検証する番組だ。

体験することでしか、味わえない経験や知識がある。

教科書など本で学ぶことは基本だが、読んでいるだけだと分かった気になってしまうことは多い。動画教材とかセミナーでもそうだ。

あーー、なるほどね。と腑に落ちたような感じでも、実際やってみるとアレ?なんだっけ?となる場面は多いと思います。こんな名言もあります。

やっかいなのは、知らないことではない
実際は知らないのに、知ってると思い込んでいること

マーク・トウェイン

この名言は、『マネーショート』というリーマンショックが起こると予想し、世紀の空売りに賭けた人達の映画の冒頭でも出てくる。
専門家も一般人も分かった気になっている時が、一番危ない。
ソクラテスの偉大なところは、何でも私は知っている!と驕ることなく哲学し続けたこと。知らない事は知らないと明確に言えるという『無知の知』を悟っていたこと。ソクラテスでも、知らない事があるのに、私なんかが偉そうにできません…

高校で習った知識全然使いこなせない。知識は使いこなしてなんぼだな…と思うきっかけは、大学の学生実験での体験だった。百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず!

ただ見みてるだけでは仕方がない、上手くならない。プロ野球選手の動画だけを見て、プロ野球選手にはなれない。実際にボールを投げ、打つ事を繰り返さなければ上達はない。イチローが小さい頃、お父さんと毎日バッティングセンターに通ったのも有名な話。

やってみて、体験することが大切。本を読んで、実際に試して、行動しないとだめ。

科学もそうで、実験を通して教科書を理解した方が、知識の定着に繋がるし、応用が効く。
実際、教科書通りにうまくいかない。前提知識が専門家的には当たり前すぎて、書かれていなかったりする。道具を揃える段階から、躓く事だってある。試してみる価値は大いにある。わかった気にならないで、やってみる。

やってみて、自分がどう感じるか、何を得られるかということは、教科書にも本にも何処にも書いてない。

実験をして教科書に書いていないことにも、疑問を持ち、仮説を立てて、知的好奇心が湧いてくる。

そんなわけで、科学実験を中心にした塾やってます。

どうなるか?やってみなきゃ、わからない。
さぁ、実験しよう。

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