新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。

【動画】「K値」ってなに? (ミヤネ屋での解説の補足)

5/15(金)放送の読売テレビ「ミヤネ屋」で、「K値」という指標について紹介しました。新型コロナウイルスの感染者数を説明・予測する上で武器となる新たな指標です。番組では時間も限られており、最低限の内容しかお伝えできませんでしたので、この動画でより詳しい解説を行います。「K値」発案者の中野貴志・大阪大学教授(核物理研究センター)からお送り頂いたスライド資料を元にお話しします。ご参照頂ければ幸いです。

【追記(2020/5/16)】動画内で、「ドイツがロックダウンした時に累積感染者数を(0に)リセットした」とお伝えしましたが、実際にはリセットせずに「K値」を求めています。誤ってお伝えしてしまい申し訳ありませんでした。中野教授によると、ドイツだけでなく、アメリカ、イタリア、フランス等、Kの傾きの変化がマイナス(傾きがより急になる)になるケースでは、カウンターをリセットせずに、新たなK値の傾きを元に予測曲線を導いている、とのことです。(リセット無しにも関わらず非常に当てはまりがよい!) 3月末の日本のように、Kの傾きがプラスに変化する状況でのみリセットが必要になります。

【追記(2020/5/16・その2)】東京や大阪のグラフは3/25のリセットから8日後の4/2を「day 1」としています。感染から陽性判明まで10〜14日程度のタイムラグが生じることを考慮すると、4/7の緊急事態宣言発令の影響が出るのは4/17〜21頃、だいたい4/20あるいはday19の前後になります。動画内では「4/7前後のK値をグラフで確認する」と誤解を招く表現をしてしまいましたが、これは(タイムラグを考慮して)day19の前後の値を比較する、と解釈して頂ければ幸いです。不明瞭な説明になってしまい申し訳ありません。
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経済学者|大阪大学准教授 専門はゲーム理論とマーケットデザイン。2021年4月から22年夏までリスボン大学にて在外研究中。テレビ出演500件、メディア寄稿250本、著書・論文多数。趣味はサッカー、マンガ、パンケーキ!