闇金ウシジマくんを初めて読んだ

恐い。闇金ウシジマくんは恐怖を教えてくれる。
その恐怖は、身近で、うっかりしてたらいつの間にか渦中に飲み込まれる可能性が大きいもの。特にボクみたいなアイドルオタクは。ってゆーか、実際BiS追いかけて100万借金したし。プ◻︎ミスの段階で止まれて本当によかった。あの頃の僕なら、「どうせBiSが解散したらその先の人生なんてどうでもいいし。」とか言って闇金に手を出すとこまで行きそうだった。僕に「借金してからがスタート。でも闇金だけはマジでダメ。」って叩き込んでくれた友達、本当にありがとう。

ところで、何で「闇金ウシジマくん」を読み始めたかというと、
Twitterで「学校教育で闇金ウシジマくんを読んどかせてほしい」「新成人は闇金ウシジマくんを見て、自分の生活に責任をもて」って見かけたから。
僕はもうすぐ30歳なのに、その自主義務教育を通らずにここまできちゃったから。その結果、「大人」じゃなくて「大きめの子供」なんだよね、僕って。

「子供のまま大きくなってんな、僕って」とはよく思う。両親は今の僕と同じぐらいの歳で僕を産んでる。いろいろ手続きとか、契約とか、そして結婚&出産に至るまでの大人の道を通ってる。でも、僕は自分では何すればいいかいまいちわかんないし、そもそも興味がなかった、アダルトチルドレンなとこあんだよね。
「大人とか子供とかのジャッジを下す必要なんてないし。そもそも僕は“大人“とか“子供“じゃなくて“アディ“なので。アディとして生きてくだけで、必要ないものは要らないので。」みたいなとこはあったけど、茜空を推しだしてから、「あ、俺、茜空を幸せにできるような“立派な大人“になりたい!」ってメチャクチャ思うようになったから。持つべきものは推しである。推しは人生を変える。生き方を変えた。

だから、立派な大人になるために「闇金ウシジマくん」を読もうと。「このSTAY HOME期間はそのために神が与えてくれたのだ!」とか割と本気で思ってる。同じ理由でジョジョとHUNTER×HUNTERも読んだ。知り合いオタクがビジネスでは、ジョジョとHUNTER×HUNTERとキングダムを読むべしって言ってたから。そして今回、Twitter経由でウシジマくんが加わった感じ。

とにかく恐かった。本当に。
闇金システムによる生活もだけど、「カモられること」も恐かった。カモられたら、舐められたら終わりじゃん...。幸い、僕の周りは良い人ばかりだけど、もしウシジマくんに出てくるような暴君出てきたら僕はどう自分を守る?ってのも僕は暴力以外の手段を知らないから、暴力の許されないこの世の中に恐怖感を抱いてんの。昔はブン殴ればよかったじゃん。そんで勝った方の勝ち。喧嘩の強い方の言う事が正しくて、結論とかどうでもよくて。でも今は手を上げたらこっちが終わりじゃん。オール無視で行くしかない?だから今は人とぶつかるのが本当にヤダ。そもそも話通じないやつなんてどうすりゃいいの。

なんの話?

【まとめ】
大人になるために「闇金ウシジマくん」を読んだら、いろんな恐怖を抱いてしまった。

でも、いろんな恐怖を知って、人は大人になっていくのかもね



ところで「闇金ウシジマくん」を現在進行形で読んでることをTwitterで言いたくないの、なんとなくわかりません?



おわり。

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