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【④いざ病院へ】

4/5(金)
朝起きた瞬間、しっかり脳裏にヤエが浮かんだ。
ヤバい、もう生きていないかも…⁉︎

ベットから跳ね起きヤエの生存を確認したら…
…ソファーからいつもの真ん丸の目でコチラを見ていた。

生きてる______!👼🏻

と、思ったのも束の間__
朝の薬を服用後、リビングのフローリングでバタンと倒れた。
暫くしてヨロヨロ立ち上がった瞬間2回リバース

吐いたと言っても飲まず食わずだったので胃液しか出ない。

🤮

その後だ。
生まれたての子鹿の様に身体を小刻みに震わせながら
力無くヒィフー(長女&次女の略称)の部屋へ向かう。

扉は完全に閉まっていないが、今のヤエの体力で押しても、手でカリカリしても
扉は無情にも動かない。

🚪……🦌

代わりに私が開けるとフラフラ入り
______バタン、と倒れ込む。

尻尾が太くなり
ゼーハーゼーハー…
…激しく荒い息遣い。

こんなヤエ氏は初めて見た。
同居猫のカンパチ(6歳)もただならぬ状況を感じ遠巻きに見ている。

なんなら
最近のカンパチは全くヤエ氏に近づかなかった。
いや、近づけなかった?
ヤエ氏が『近づくなオーラ』出してたのか…

👺💨

いつも、まとわりついてるカンパチ♂

最期はヒィフーと共にしてるこの部屋で逝きたいと思ったのか
このままサヨナラかもしれないヤエ氏に
声をかける様、
寝ているヒィフーを起こす。

2人とも昨夜のうちに覚悟はしていただけに、
今まで私が起こした時とは比べ物のないくらい寝ぼけ眼から正気になるスピードが早かった。

♻️👁️🔥

今思えば、
ヤエ氏の最期を見ているだけに
処置の速さ次第で、まだどうにでもなる状態だった。

逆にいえば
この時点で、ヤエ氏の命を終える未来もあったのだ。

『体調悪い→病院!』の、1択しかなかった私は
開診時間に合わせ病院へ連れて行く。

🏥🏃‍♀️💨

N先生はヤエ氏の表情を見るやいなや、
抵抗力がないと判断し、いつも顔周りに装着するカラーを始めから使用せず、直ぐに採血に入った。

この時のヤエ氏の体温は36度くらい
体重も前回より著しく減り1.95キロ。

採血したくても脱水症状で血管がぺったんこに潰れ非常に困難だった。
それでもなんとか行ってくれたN先生。

💉

結果、クレアチニンは先月と変わっていなかったが、このクレアチニンと1:10の比率が正常なBUN(尿素窒素)が1:100レベルで爆上がりしていた。

その為、吐き気や食欲不振が起きて、極度の脱水症状と低体温を引き起こしていた。

🐈🫠

長女とヤエ氏をおんぶするアッチャン(夫)

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