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ポスト北の富士

いよいよ大相撲も中日近くになってきた。優勝戦線は相変わらずの混戦模様で先が見えない。NHK大相撲中継を観る度に思うのだが、NHK大相撲ファンとしては考えたくもないが『ポスト北の富士は誰だろう?』と考えてみる。年齢も80歳で、このところやたらと咳き込んでいて体調も万全とは言えなそう。本人も「そろそろ」とチラホラ口に出している。これはTBS「サンデーモーニング」の「スポーツコーナー」で大沢親分が逝去して、張本勲1人になった時の危うい感じに近い。やっぱり解説には、ボケとツッコミの両方が必要。横綱としての経験豊富で、陽気な話し上手で、遊び馴れた大人の雰囲気を漂わすダンディな北の富士を継ぐのは大変。

 舞の海は美男子ではあるが、毒舌タイプでキャラが違う。そしてできれば元横綱がいい。そもそも元横綱で日本相撲協会に残っていない生存者は、曙、貴乃花、若乃花、朝青龍、日馬富士くらいしかいない(三重ノ海は日本相撲協会を退職して生存しているが、相撲博物館長を務めている)。日本語堪能という意味では貴乃花と若乃花が日本人だが、協会を去った経緯から貴乃花は考え辛い。自分が挙げるのは、若乃花。「お兄ちゃん」の愛称で、明るく愛嬌がある。元横綱という視点で最適ではないだろうか。ただ現在はAbemaTVに出演している関係もある。以前は起用していなかったNHKが、名古屋場所の現地イベントで若乃花を出演させていた。ここはNHKにもその気がなくもないのではないかと推察。


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