HSPは看護師に向いていないのか
そう問いかけられたなら
わたしは
“いいえ”と答えたい。
確かに看護師の仕事は常に多重課題。
ありとあらゆるタスクに追われている。
そんな中、更にそれらのタスクは
わたしたちの思い通りにこなすことは難しい。
鳴り止まないナースコール。
認知症患者さんの対応。
いつも自由なお医者さんたち。
患者さんの状態悪化や急変。
手術や検査に出して、お迎えに行って、
とどめの緊急入院。
HSPのアンテナは常に刺激を受け続け
頭の中は常にフル回転。
時間に追われることが苦手なわたしは
内心そわそわイライラしてしまうこともある。
でも。
それを踏まえたとしても、
良いこともある。
それは
“患者さんが求めていることがわかる”ことだ。
いまこんな言葉をかけたら
少し安心してもらえるかな。
まだなんか遠慮してくれてそうだな、
もう少しぐいっと声をかけてみようかな。
あ、お水減ってるから冷たいのと交換しよう。
そんなことを
常に”感じることができる”のだ。
これってとてもすごい能力で
看護師にとってとても強みな能力だと思う。
そう思えたとき
少しだけ自分のことが好きになれた。
もっともっとこの能力を有効に活用していこう。
その分、マイナスになる刺激を
過度に受けないよう対策をとっていこう。
そんな風にバランスをとりながら
今日も思う。
“HSPは看護師に向いている。”