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ダメ男の野球こぼれ ♯5 ~ガンガンガンけるぅの話~

ああ、noteにはこういうノリは持ち込まないように気をつけてたんだけど、ついに書いてしまった。

何よりまずエントリタイトルに言及しておけば、えと何年前くらいまでだったかな、に「ガンガンガン速」ってのがあったんですよ。
いわゆるPC高速化ソフトなんだけど、どうにも怪しい噂しかなかった。かえってPCの調子が悪くなった、とか。

でもこれ、一部界隈では有名で、何故ならスカパーで異様な量のCMを打ってたから。
このCMってのが「アメリカの通販CMのノリのまま、日本人が演じた」感じでして、正直相当面白い、というかインパクトがあるのです。
気になった方、「ガンガンガン速 CM」で、検索、検索ゥ。

話を本題に戻します。
が、その前に。今度また詳しく書くけど、やっぱマスターは好きなタイプだなぁ。
マスターってのは中日の阿部寿樹のことだし、好きってのはセクシャリティな意味ではもちろんない。選手のタイプとして好ましいってことです。
この手のタイプの選手は昔から好きで、広島の長嶋とか、我が阪神で言えば佐野とかね。打率は2割台後半、ホームランは10本から15本程度で、成績だけなら一流とは呼べないんだけど、とにかく勝負強い。
こういう選手はね、6番に入って輝くのですよ。なのに中日は2番を打たせたり5番を打たせたり。もったいないよね。

さて阪神の話です。
今週は完全に停滞の一週間でしたね。ま、こんな時期はあるし、それが開幕直後ってのはアレだけど、何だかんだで5割で行けたんだから、 まァ良しとしましょう。
佐藤はね、いくら三振をしようが、すでに2本塁打を打ってるだけで問題なし。打線は全体的に低調だけど、糸原とサンズが打ちまくってるので最低限の点数は取れてる。

個人的に一番マズいなと思うのは岩崎の体調です。
岩崎さえ万全なら中日戦は3連勝出来た、ってのはただの結果論だけど、いくら岩貞が頑張っていても今年の阪神は「岩崎ありき」で編成しているので、いないとなった途端、実際以上に苦しいように感じてしまうんですよ。
とりあえずは大丈夫みたいだけど、んで投げてるのは投げてるんだけど、さらに抑えてるのは抑えてるんだけど、テレビ越しで見る限り、うーん、どうもタマが行ってないなぁ、少なくとも「良い時の岩崎」ではありませんね。

今週のヒーローは打は山本、投はガンケルでしょう。
山本のことはさておき、ガンケルです。
今どき「メジャー経験がまったくない」助っ人ってのは珍しく、マイナーの給料では到底食っていけないから教師のアルバイトをしていた、というマジモンの苦労人ですが、正直、去年のガンケルはアタシは買ってなかったんです。
矢野がやたらホメるわりには良い時も悪い時の差が激しく、悪い時はバッティングピッチャーレベルになってしまう。つまり悪いなりにまとめるってのがぜんぜん出来なかった。
日本人ならともかく、外国人でこれではなぁ、と。

しかし今年はまったくの別人です。
特別どこが変わったということではなく、全部をレベルアップさせた。それも2段階くらい。
普通に考えれば今年はリザーブの予定で残留したはずなんです。アルカンタラとチェンを獲得してね、もしこのふたりに何かあったら、という程度だったも思う。
でも前回と今回のピッチングを見る限りはアルカンタラとチェンのどちらかがリザーブで、ガンケルはローテ確定でしょう。

本当に良く頑張ったなぁ。ってまだシーズンが始まったばかりだけど、本人もマイナーに帰るつもりはさらさらないだろうし、かといってメジャーでやれるタイプでないので、「調子が悪ければファーム行き」を了承さえすれば、んで本人が望めばずっと契約してもらえると思う。
まさにアメリカドリームならぬジャパニーズドリームですよ。

こういう選手は応援したくなるね。これからもっと頑張ればタイトルも狙えるよ。
ガンケル、ガンガンガン張れ!

※追記・↑でキレイにまとまったんだけど、今日、ロハスJrとアルカンタラが来日したって発表があったみたいね。