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復活しつつある北海道の国際線

新千歳空港から外国人旅行客が消えて以来、季節が二回巡りました。2019年8月には立派な国際線ターミナルビルがオープンしたものの、フル稼働することのないまま海外の出入りが止まってしまいました。その理由はよくご存じのとおり、世界中に蔓延した「アイツラ」のせいです。

耐えに耐えた時が過ぎ、2022年の後半になってようやく復活の兆しが見え始めました。新千歳空港への運航を再開した国際旅客定期便を、新規就航も含めて写真で紹介しましょう。

2022年8月再開


▲ チャイナエアライン、エアバスA330-300

台湾の中華航空(CAL)は、旅客定期便の運休中も一部の貨物便を運航していました。冒頭写真の香港航空も同様です。感謝!


2022年10月再開


▲ タイガーエア台湾、エアバスA320neo
▲ スターラックス航空、エアバスA321neo
▲ チェジュ航空、ボーイング737-800

タイガーは新千歳に新規就航。A320のトラ模様はやんちゃ坊主っぽくてスキ。スターラックスも同じく新規就航で、A321はクールな大人の雰囲気。新千歳運航を再開したチェジュは定番737-800で月と絡めて。


2022年11月再開


▲ スクート、ボーイング787-8
▲ ティーウェイ航空、ボーイング737-800
▲ 香港航空、エアバスA330-300

派手イエローのスクートはシンガポールから台北経由で。ティーウェイの赤はややキツめの色。香港航空のA330は日本のエアラインでは使われていない機種。いずれも運航再開。


2022年12月再開


▲ ジンエアー、ボーイング737 MAX
▲ 大韓航空、ボーイング737-900
▲ エアプサン、エアバスA321

大韓航空の子会社ジンエアーは737MAXで飛来。実は7月に再開していた大韓航空は、すぐに運休したけど改めて運航を再開。珍しい -900で。エアプサンA321はスタイリッシュで好み。いずれも運航再開。


▲ エバー航空、エアバスA330-300
▲ キャセイパシフィック航空、ボーイング777-300
▲ タイ・エアアジアX、エアバスA330-300

台湾のエバー航空には何かとご縁が…。キャセイの大型機トリプルセブンの鼻先には月。タイ・エアアジアXのA330のカラーデザインはやや苦手かな。

12月には7社5路線が復活したようですが、クアラルンプールと結ぶエア・アジアXは撮影漏れです。ご容赦ください。

このように海外機が戻りつつあるおかげで、エアバスA330機に出会えるようになったのは嬉しいことの一つ。スカイマークが破綻する前、同社のA330に何度か乗ったことがありました。格安料金で乗れるのは 737A320しかなかった時代、ビジネスモデルとして良い機種選択と理解しつつも少々飽きを感じていたので、新幹線並みに広いシートピッチを設定したスカイマークのゆったりA330はお気に入りだったのです。


▲ 5機編隊

まったく運休していなかったこの方々も、一応「海外機」扱いに。


※ 写真はすべて、2022年11~12月、やぶ悟空撮影


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