歴史好き①

なぜかわかりませんが、歴史が大好きです。もの心ついたころから今まで一貫して好きです。

なんでだろうと自分の歴史を振り返ると、一番古い記憶は、小学校に上がる前。父が運転する助手席で、突然「剣道をしたい」と言い出しました。その時は侍にあこがれて剣道をしたいと言ったのをはっきりと覚えています。ここから先は推測ですが、おそらく時代劇を見てかっこいいと思ったんだと思います。

小学校になると、マンガ日本の歴史を読んでました。大河ドラマを家族全員で喜んで見ていました。独眼竜正宗(主演:渡辺謙)が小学校4年生の時。武田信玄(主演:中井貴一)が5年生。いまだに独眼竜正宗が一番面白い大河だと思っています。
歴史絡みで、次にはっきりと覚えているのが4年生の時。少年野球の試合から帰ると、置いてあったのが、父が古本屋で買ってきた日本の歴史全集。小学生用ではありますが、ボリュームがあり、縄文時代から明治時代まで網羅されていました。夏休みの間に全部読んじゃいました。その頃にはすでに戦国好きだったので、戦国時代の分量が少なすぎると思ったのを思い出しました。思えば、これで日本史を通して頭に入れたことが受験用の日本史が得意になった理由なんだろうと思います。すでに一本のストーリーを意識出来ていましたからね。

中・高の時は、光栄(現、コーエーテクモ)の「信長の野望」「三国志」やりまくってました。横山光輝の「三国志」60巻お小遣いでコツコツ買いました。旧国名を覚えたり、城の名前を覚えたり(それによって地名も覚えれる)、ゲームやマンガもなかなかバカにしたものじゃないですよね。

高校1年生の終わりに文理選択をする時に文系を選んだのも歴史を勉強したかったから。(あと、女の子の割合が多いから。)
祖父も父も弟も皆理系だったので、私が勝手に文系を決めてきた時は理解できない顔をしていましたね。(確かに、得意科目は理数系でしたが。)

大学受験も歴史を学びたくて近隣の文学部史学科を志望していましたが、ある日の夕食中、普段口を挟まない祖父に「歴史勉強してどうするの?」と言われて、ふと立ち止まり、そして数学が得意だったこともあり、つぶしのきく経済学部を受験することにしました。(ここが一つ目の大きな人生の分かれ目。)

大学時代はもっぱら司馬遼太郎をはじめとした歴史小説を読み漁る日々。司馬遼太郎の文庫本はすべて持っていました。せっかくの蔵書も、大学卒業するときに全部寮に置いてきましたが。

次回はなんで歴史が好きなんだろう、をもう少し考察したいと思います。今まで真剣に考えたことがなかったから、自分でもどんな答えが出てくるのか楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?