アイドルと兵役

兵役、正確には徴兵制度について考える。
好きなアイドルの入隊や制度が変わる度に調べてはいるものの、ネットや本だけでは正しく知識を吸収出来たかは分からない。正しく理解できない自分にモヤモヤする。今回も自己満足の掃き溜めなのでご容赦下さい。

兵役を機にペン卒する人はかなり多く深刻な問題だという。例として陸軍に入隊後2年間(現在は1年6ヶ月)待つことが辛い、他に推しが出来たなど、理由は様々。これがアイドルたちが抱える不安の大半だと思う。除隊後のカムバックで成績が奮わなかったりコンサートに空席ができると、ファンダムの縮小化を嫌でも視認してしまう。彼らの不安を取り除くことが出来るのはペンだけで。最近はSNSの使用も認められアーティストとペンが交流出来る場があるこの環境は本当に恵まれている。ペンも思っていたより姿を見ることが出来る安心感からなのか、ここ最近は除隊を待つ人が多いように感じる。

一方で、兵役をコンテンツ化したり軽んじる人が一定数いることが心苦しい。わたしたちが容易に触れて良いものではない。ミリタリーを連想させるものの取り扱いが厳しいとされる中で、何でも推し活の一部にすることに疑問を抱く。

これはわたし個人の勝手な感情だけど、未だに軍服を着た推しを見ると苦しくなる。わたしが安全に守られた国で暖かい部屋で好きなものを食べ好きな時に眠り暮らしているこの瞬間も、彼の手には銃が握られている。その事実にたまに愕然とする。何も知らないから、見てきたものがキラキラしすぎていたから、現実が受け入れられない時がある。また、本来除隊ではなく転役が正しく、民間人に戻ってからも8年間は予備軍となる。決して戦争は終わっていない。これだけは絶対に忘れてはいけない。

また、ここ数年の第三世代と呼ばれるアイドルの兵役ラッシュ。最近また議論されていたけど　おそらく経済的打撃が凄まじくアイドルの兵役免除を求める政治家が多いのは頷ける。ただいつまでも宙ぶらりんな議論を続け彼らが望むタイミングを無下にすることはあってはならない。2024年以降、これ以上振り回されるグループがいないことを願う。

避けては通れない試練が訪れる度に色々考える。
わたしの浅い知識じゃ計れないことばかり。
それでも知ること、考えることはやめたくないな。

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