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今年の夏、子どもが夢中になったこと

 気が付けば9月。まだまだ暑いけど、時々、風が涼しく感じることもあったりして、季節の変化を感じます。

 そんな中、虫たちは季節の移り変わりを敏感に察知しています。
家で飼育していたカブトムシのメス子とカナブン夫妻が土に還ってしまいました。
いつの間にか、セミも鳴いていないし、夏も終わりなんだなぁ、と気づかされます。

 季節がすっかり変わる前に、今年の夏、我が家の5歳男児が夢中になったことを日録として記します。
きっと来年は、まったく違うものになっているだろうなぁ。


その1.ポケモンガオーレ

ポケモンガオーレとは、タカラトミーアーツ
より発売されたポケットモンスターを題材と
したアーケードゲーム。2016年7月稼働開始。 
             ウィキペディアより

 イオ〇とかに置いてあるアーケードゲームに見事、はまりました。
ポケモンが大好きなので、ゲーム機を見つけたときは大喜び。

ポケモンとバトルするのに100円がかかり、さらにポケモンを捕まえてディスクを持って帰る場合は、さらに100円課金します。
息子の資金源は、祖父母からもらったおこづかいとお手伝いをして貯めたお金です。

 人気のゲームなので、行くとたいてい誰かがプレイしていました。
順番を待っていると、同じく順番待ちしているお友達に「ぼく、○○持ってるよ」と話しかけられます。
見せてもらうと、伝説級のポケモンディスクだったりして、おぉ、と感嘆の声をあげる息子。
「ぼくはね、これを持っている」とお互いのディスクの見せ合い、そして、キャッキャッしながら、ガオーレトークしています。

 先週、いつものようにゲーム機がある階まで、ダッシュで行ってしまった息子を追いかけると、機械の前に立ち尽くしていました。
見ると、機械に「稼働終了につき撤去予定」の張り紙が貼ってあります。
どういうことかと、スマホで調べてみると、なんと、9月でポケモンガオーレが稼働を終了するとのことでした。

魂がぬけたような息子をなんとか回収し、帰路につきました。

 家に帰ってちゃんと調べてみると、やはりガオーレは終了で、その代わりに新たな機種が登場するとのこと。
次は、「ポケモンメザスタ」という機種だそうです。

 現在のディスクも「ながれぼしマーク」がついているものは、使用できるらしいので、まあ、一安心。
家には、4枚ほどありました。

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その2.昆虫採集

 家からそんなに遠くない場所に、カブトムシやクワガタが採れる森を見つけたので、よく採取しに行きました。
真っ暗な森を懐中電灯で照らしながら、虫を探すのがすごく楽しそうでした。
普段とはまったく異なった風景、何がいるかわからないドキドキ感。
探検してるような気分だったのかな。

 この森では、セミが羽化する瞬間に遭遇でき、貴重な体験をしました。
羽が透明で、とにかくキレイで、3人でじーっと、ただただ見とれていました。

 セミの抜け殻を集めることにもなぜか夢中になり、保育園・公園・森など、ありとあらゆる場所から拾い集めていました。
一応、家に保管してあるのですが、あれ、どうするのだろうか。
とにかく早く捨てたい。一刻も早く、捨てたい。
※写真は自粛。

その3.LaQ(ラキュー)

LaQとは、日本の玩具会社ヨシリツが
製造・販売する、プラスチック製の
組み立てブロック。
ウィキペディアより

 年長になって、保育園の教室に置いてあるおもちゃにラキューが加わりました。
それをきっかけに、家でもラキューがやりたいと言うようになり、試しに1箱買ってみました。
すると、1人で説明書を見ながらパチパチと組み立てていきます。
難しい箇所はオットに手伝ってもらい、1つ完成。
次は何を作ろうかな、とすぐさま説明書を見ています。

保育園から帰ってきて、ラキュー。
ごはんを食べて、ラキュー。
お風呂に入って、ラキュー。

とにかく、ラキュー熱がすごい。

最初は、「出来ない、ぼくには出来ないんだ」と怒っていた立体も、いつの間にかできるようになり、次々と作品を生み出しています。

 思えば、歩き出した頃から、1秒たりともじっとしていなかった息子が、座って、黙々とラキューを組み立てていることに、驚きます。

集中力が続かなくて、保育園の先生からもその点を指摘されていたので、1時間以上作業している姿を見ると、ラキューのすごさを感じます。

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 圧倒的に「動」の部分が多い子どもだったので、来年、小学生になったときのことを実は心配していました。
授業を静かに座って受けれるだろうか、と。
好きなことだから集中できるのだと思いますが、今までに見たことがない子どもの姿が見れてよかった、と思っています。

 今年の夏は子どもとたくさんの時間を過ごしました。
が、来年、再来年はどうだろうか。
やっぱり、お友達と過ごす時間が増えていくんだろうな。
そんなことを考えると、今から少し寂しく思います。

(おしまい)


貴重な時間を使って、最後まで読んで 頂き、ありがとうございます。 よかったら、また覗きに来てくださいね。