ハロー効果

【 自己分析のための過去回帰。「進むべく未来」の先にある「約束の地」へ・・・ 】


「ハロー効果」とは、


表層的な部分に囚われて、実際を過大評価してしまう時に働いている効果のこと


です。

一番わかり易いのは、「肩書」、「地位」、「名誉」、「見た目」などで、判断してしまうことではないでしょうか。

粗末な格好をしていても、相手の「肩書」を知った瞬間、態度を変えるというような話は、足元に転がっているように思います。

逆に、「ハロー効果」を期待できる表層的な部分を持ち合わせていない人は、身なりなどで武装し、少しでも良く見せる、大きく見せるための工夫をされているようにも感じます。


いずれにしても、人間は、見た目や肩書などで他人を判断してしまうものなのでしょう。。。


マスクを着用している人たちが、街に溢れている。

このご時世になり、普通の光景となった。

マスクをしていないと、入店を拒否するお店まであるくらいだ。


「マスク未着用は、人にあらず。」

平家の人間ならば、そのように表現するのかもしれない。

それくらい、マスク着用者がマジョリティとなった。


マスク着用が当たり前になり、面白いことに気が付いた。

人の顔を見るときに、目だけに焦点を当てることができる。

「目」以外の部分は、マスクで覆われるため、必然的に、目だけに焦点が当たる。


人の目は、様々なことを物語っている。

優しそうな目、輝いている目、怯えている目、意地悪な目、、、色々な「目」を感じることができる。

相手の「目」を見て、どのような人となりかを判断することが、当然のこととなってきている。

相手の「目」を見た瞬間、自分の直感が何かを教えてくれたりすることがある。

相手が話しているときの相手の「目」が、何かを発信していることに気付いたりすることもある。


相手の肩書、地位、身なりなどからは判断できないことを「目」から感じる。

この感覚を大切にして行こうと思っている。


最近、大きな失敗をした。

失敗の理由を「ハロー効果」の一言でまとめて良いと思う。

当然、その失敗から派生して起こったこと全てが、失敗と考えている。

入口で失敗している故、その中で起こること全てを失敗と考えなければ、説明できなくなる。

それらの失敗に気付くことができたことで、出口に辿り着けたと考えている。


今回の失敗、改善点を提示してくれたのだと思う。

「過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。」

哲学者の名言を体感する形となった。

自分の判断力の欠如を露呈してしまった。


何かを判断する際、往々にして、余計な情報に惑わされている自分を確認できた。

過ちて改めようと思わされた。。。

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