幸せなお金の使い方

ティーバッグってあるじゃないですか。20回分で1箱、といった形で売られているあれです。

わたしは基本的に安い方を買ってしまいます。あまり味の違いがわからないもので、まあ飲めれば良いかなという気持ちなのです。

今日、たまたま人と買い物をしておりまして。ティーバッグを買おうとしてたんですよ。わたしは言いました。「こっちのが安いよ」。
いわゆるプライベートブランドってやつです。わたしだったら絶対そっちを買ってたと思います。

その人は安い方とやや高い方(有名飲料メーカーのもの)を手にとって、裏面の情報をじっと眺めました。「こういうのって、実はだいたい同じだったりしますよね」。たしかに。賢い消費者という感じがします。

少し悩んで、その人はやや高い方を買うことに決めました。どうやらやや高い方の方が美味しいと踏んだようです。あくまで勘らしいのですが。

「20回お茶飲むときに微妙な気持ちになるの、渋くないですか?」

「お茶だけに」と切り返すこともなく、わたしはなんだか納得してしまいました。その人はわたしと違って飲み物の味にこだわるタイプではあります。「紙の味がする気がして」と、ペーパーフィルターを使わないコーヒーメーカーをわざわざ買うくらいには。
でも、20回お茶を飲むときに「これはちょっと良い方なんだ」と思うと少しルンルンしそうだなあという点には同意できます。

幸せにお金を支払うというのは、なんだか素敵なことだなと思いました。そして、それができるだけの稼ぎも欲しいなあと思いました。今までは「給料なんて気にしない!」と思って仕事を探していましたが、お金はお金で大事だなと。ちょっとした贅沢とそれを後悔しない精神への憧れが生まれました。そのためなら他での節約もできそうだなあ、なんて。

仕事を始めれば、自分の自由にできるお金が増えそうです。そのときに向けて、幸せなお金の使い方を考えたいものです。
まだ3/1だというのに気が早いでしょうか。わはは。

#日記 #就活生 #買い物