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「信用」と「信頼」は明確に違う件について

新卒1年目の方がそろそろ仕事に慣れてきた頃かと思います。よく新卒時代は「信用貯金を作りなさい!」とよく耳にしますが、「信頼貯金」ってあまり言葉としては聞かないですよね。

「信用」と「信頼」って似て非なるものと思っている自分の考えを記してみようと思います。

信用とは

まずは辞書で言葉の意味を引いてみました。(参考:goo辞書)

1 確かなものと信じて受け入れること。「相手の言葉を信用する」
2 それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価。「信用を得る」「信用を失う」「信用の置けない人物」「店の信用に傷がつく」
3 現在の給付に対して、後日にその反対給付を行うことを認めること。当事者間に設定される債権・債務の関係。「信用貸付」

2に書かれている「それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること」というのが今回説明したい意味合いに近いかもしれません。人を信用するときって、それまでのその人の言動や、それに対する実績、成果物で自然と判断しますよね。

「この人は以前約束守ってくれなかった」

「この人は絶対に時間は守る」

「この人に頼んだ時はきちんと期日も守ってくれて成果も想定以上だった」

上記のように個人で考えるようなものもありますが、信用調査など法人に対しても信用というものは存在します。

そして信用というものは一日で築けません。そして築いたとしても失うのは一瞬です。(←ここにはあまり触れません)

信頼とは

同じく辞書で言葉の意味を引いてみました。(参考:goo辞書)

[名](スル)信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。「信頼できる人物」「両親の信頼にこたえる」「医学を信頼する」

私が考える「信頼」というのは「信用」を基に、文字通り信じて頼りにすることだと思います。つまり信頼されるには信用がかならず必要です。

「信頼されたい!」って結構人間が持っている基本的欲求だと私は思うのですが、その人が他人との関係性において築いた信用からくるものなので、出会った瞬間から「はい信頼してください!」というのは中々難しいのです。

上記を踏まえた信用と信頼の関係とは

キャプチャ

前段でも言いましたが信頼は信用の上に成り立つものです。そして実は信用というのは誰でも簡単に作ることが可能です。(失うのも一瞬ですが)

上記の図にも書いているのですが、「期限を守る」とか「分からないことを学んでいく」等々誰でもできることを普通にやっていれば信用というものは作れる!だからこそ「新卒は信用貯金を作りなさい!」と言われるのだと思います。その上で期待をされ、信頼をされて新たなことを任される。これがいいループとして回りだすと、

信用をつくる→信頼され新しいことを任される→その信頼された領域でも信用をつくる→さらに新しい幅が広い・もしくは深いことを任される→その領域でも信用を…

という最高のループが回りだします。

個人の時代になっていくと信頼はもっと大事になる

弊社株式会社BLAMはデジタルマーケターの複業マッチングサービスカイコクを運営しています。これからの時代会社や組織にとらわれず「個の時代」が来るとよく言われていますが、そういう時代に突入していくからこそ「信用」と「信頼」の重要性が増していくと思っています。

特に信頼の部分です。

信頼=会社のネームバリューなところがあると思っていて、大きい会社だから、みんなが知っている会社だから仕事を依頼しようみたいな世の中の風潮というのは少なからずあると思います。それがなくなっていく中で、会社の箱が取っ払われてどう個人がお金を稼いでいくかというのが重要な点です。私も「いま会社の箱がなくなったら絶対に餓死する」と思ったからこそベンチャーかつデジタルマーケティング業界のBLAMに入社を決意したわけですが、(詳しくは下記をご覧ください)

会社勤めの方も今社内で信頼を得られていることって社外でも通用するんだっけ?というものさしは持っておくべきかなと思っています。

そんな試金石を得るためにもデジタルマーケターの皆さんはぜひカイコクにご登録いただければなと。

デジタルマーケティングでお困りの企業様は本当にたくさんいらっしゃいます。そんな企業様から「信頼」されてぜひ皆様のお力を発揮してもらえたら、BLAMが理念として掲げている「幸せな人生を送る人をハタラクを通じて創出し続ける」ということが少しでも達成に近づくのかなと思っています。

最後は宣伝チックにってしまいましたがw社会人として躓きそうなとき、逆にイケイケどんどんの時は一度立ち止まって「信用」と「信頼」に関して改めて考えてみようと思います。




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