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脳内議事録

認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しています。…本音は傷つく、高くつく。
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2019年11月の記事一覧

状況の中の私なのか、それとも私が状況を決めるのか

状況の中の私なのか、それとも私が状況を決めるのか

状況の中の私なのか、それとも私が状況を決めるのか。

スタンス次第で行動はまったく異なるということを、今朝夢の中で感じました。

講師のような人が、私に向かって言います。

「さあ、今から帰ろうとしている人が向こうからやって来ます。あなたはその人をしっかり引きとめてください。」

「…お、おう。(なんで?)」

そんな感じで、いきなりロールプレイングが始まりました。

飲食店みたいなところのキッチ

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膨大なタスクを管理する術:やるべきことにフォーカスするために

膨大なタスクを管理する術:やるべきことにフォーカスするために

小さな企業で働くと、いわゆる部署をまたぐようなタスクが日常的に発生します。営業から制作から経理から総務まで1人でこなす。フリーランスの方なんかは、よく分かっていただけると思います。

仮に一部署の業務のみのだとしても、プロジェクトが並行して進んでいたりします。各プロジェクトにタスクがぶら下がっていたり、プロジェクトに関係ないけど、やらなければならない事務的なことだったり。いずれにしても、タスクとい

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仕組みをつくる

仕組みをつくる

大きな組織には、おおよそ仕組みというものがあります。誰にどのような責任があり、何をどのように意思決定するのかという大きなものから、業務にいたる小さなところまで、ルール化されているところもあると思います。

「仕組み」というのは、レギュラーとイレギュラーを分け、レギュラーを明文化することであり、それは半自動化装置であるわけです。仕組みが、きちんと時代や自身の状況にマッチしていれば大変効率的ですね。

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今の生活も悪くない

今の生活も悪くない

通勤時、私は「露切橋」という橋を渡ります。お世辞にもキレイとは言えない川には、カメが住み着いています。飼えなくなって、誰かが川に捨てたのかもしれません。

橋を渡るとき、私は毎度のように橋の下を覗き込みました。だいたい5〜10匹のカメが日光浴をしています。大きさは10センチから20センチぐらい。ちゃんと元気に育っていいるんですね。

彼らはどんな気分なのでしょうか。自分がカメならそこには住みたくな

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活気がある場所

活気がある場所

最近、「活気がある場所」に関心があります。

活気がある商店街は何だか立ち寄ってみたくなるし、活気がない商店街は通り抜けるだけで哀愁がまとわりつく感じがします。

にぎわっているから活気があるように見えるのか、活気があるからにぎわっているように見えるのか。どちらが先とも言い切れない感じがしています。

ある程度の人が集まっていないと活気は生まれない気はするけれど、人が集まっているからといって活気が

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初めての一人海外旅行、心配事リスト

初めての一人海外旅行、心配事リスト

2020年の2月に、私は2週間ほどニューヨークに行きます。海外旅行経験は10年前に友だちと行った韓国旅行のみ。海外経験ゼロと言っても過言ではないでしょう。案の定、英語も喋れません。

今のところ、不安しかないです。

しかし、何が不安なのか明らかにし、一つずつ解決していけば大したことはないのだろうとも思うわけです。海外旅行なんて、経験者からすれば別に大したことはないわけですから。

海外旅行におい

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縁の下の力餅

縁の下の力餅

「バンドでギターボーカルをしています」と言うと、たいてい「目立ちたがり屋」と思われるんですが、実は私はあまり目立ちたくないんですね。かといって、ステージに立ちたくないわけでもない。

「あまり」目立ちたくないだけで、「ちょっと」目立ちたいんですよ。 何ともめんどくさいですね。

なぜ、「ちょっと」なのか。自分の好きなポジションが「主役を支える存在」だからです。とはいえ、No.2もダメです。主役級な

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熱冷まシヒト

熱冷まシヒト

人との関わり合いの中で、最も面白いなと思うのは「お互いが影響し合う」ことです。職場で「今日は何だか体調が悪い」というのが表に出ていたとすれば、周りにもそれが伝播します。こころなしか、どんよりします。

イライラしていたらイライラが、やる気満々ならそのやる気が伝播するわけです。私も影響を与えているし、あなたも影響を与えているということになります。

場の熱量は「人」にしか出せません。「制度」や「空間

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1つのことしか集中できない

1つのことしか集中できない

この数ヶ月の間、隙あらば耳を使ってインプットの時間にあてていました。朝の支度、家事、通勤、仕事の移動時間など。

確かに、インプットは捗りますが、弊害がないわけでもなさそうです。私は2つのことに同時に意識を向けることができません。耳に意識を傾けると、視覚や触覚が無意識になってしまいます。

耳に集中していると、通勤時の風景が何も記憶に残っていないのです。どんな風が吹いていて、暑かったのか寒かったの

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村社会パワーを考える

村社会パワーを考える

「人間関係はよくないし、責任は大きいし、給料は安いし…なぜ自分が今の仕事を続けているのか分からない」

ある友人は、別の友人に相談しました。相談を受けた友人は、これに「辞めればいいと思うよ」とアドバイスしたそうです。

合理的に考えたら、まったくその通り。

しかし、合理性だけでまわっていかないのが日本の世間、村社会パワーです。何なら合理性は関係ないと言ってもよいぐらい、世間の目は湿気を帯びていま

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メントレ書店

メントレ書店

日曜日のルーティンとして、散歩がてら大型書店に足を運びます。

何か本を探しに行くわけではありません。いろんなコーナーのいろんな本の背表紙を眺める旅です。「これは!」と思うものがあると、まえがき、目次、あとがきを立ち読みする。そんなことを小1時間ほど繰り返します。

いいなと思う本があり過ぎて、買う本は選べそうにありません。何より紙の本を家に置く場所がもうないので、電子書籍しか買わないようにしてい

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システムに入ればシステムに従え

システムに入ればシステムに従え

インターネットには、リアル店舗には到底おさまりきらない膨大な商品が並んでいます。それにも関わらず、見つけるときは検索によって、あっという間に探しものにたどり着きます。リアル店舗は、狭ければ品揃えが少なく、広ければ品揃えこそ充実していたとしても探しものはやっかいです。

インターネットは商品をレコメンドしてくれたります。顧客の情報を持っているだけに「ほしい!分かってるね!」ということもあるし、違うな

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マイ読書

マイ読書

私は本が好きです。本がなくては生きていけないぐらいに読書が好きです。

28歳から突然好きです。

本好きの人のエピソードで、よく「幼少期の頃から本を貪るように読んだ」なんて話が出てきますが、10代の頃の私は数えるほどしか本を読んだことがありません。

むしろ、その数えた本も最初から最後まで読んだかと言われれば、かなり怪しい。何となく見覚えのあるページがあるかな、ぐらいです。

コミュニケーション弱者のための懇親会攻略法

コミュニケーション弱者のための懇親会攻略法

イベントやセミナーの懇親会に、1人で参加することはありますか?私は、社交の場が苦手なのですが、しばしば参加する機会があります。苦手ゆえに、その立ち回りについてこれまで色々と考えてきました。今回は、懇親会での私なりの攻略法をお伝えします。

そもそも、「1人は心細いので、必ず誰かと参加します」という方は、この先を読んでもきっと意味はなさそうです。孤独との闘いを経験した方にこそ、届けたい内容です。お一

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