道を外れることの良さ

日本って人生のテンプレートみたいなものがありますよね。高校、大学と進んでから就職し、結婚して子供を産んで、定年まで働いて余生を楽しむ‥‥みたいな。

学校でも将来のために勉強しろとか真面目に部活に取り組めとか、いわゆる王道を行かせようとします。

ですが、私はそういった道を外れることは悪いことではないと思っています。なので今回は道を外れることの良さを述べていきます。

まず、大前提として、自分に危機がおとずれたり、誰かに危害を加えたりする道の外れ方はよくありません。そういったものは大抵法律で禁止されていると思いますが、心身が健康であってこその人生です。そういったことはやめましょう。

そして、これから述べることは、「自分が自立してより良い人生を歩めるようにする」ための道の外れ方です。それをお忘れなきよう。

さて、前置きが済んだところで本題に入りますが、いたってシンプルです。

道を外れることの良さ、それは、「人生経験が積めて、人生の指針ができる」ということです。

人付き合いが苦手で高校を辞めたのなら、人付き合いがあまりない仕事をすればいいでしょう。

ゲームばっかりして勉強しないのならゲームができるだけの最低限の所得が得られる仕事をしたらいいでしょう。

引きこもりになったのなら引きこもり生活を謳歌できるだけの収入を得れば良いです。

大切なのは最初に述べたような人生のテンプレートから脱することです。1人1人幸せの定義は違うはずですから、自分の幸せを考える力を育てることが最優先であるはずです。そのための道を外れる行為です。

今でも昭和の経済的な「幸せ」というのが根強く残っています。今は集団の時代ではなく個人の時代になりつつあります。その折り合いの付け方が現代には必要なのではないでしょうか。

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