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「体験」と「経験」はどう違うの?

人には感情がある。
毎日色んな出来事があり、それに対して抱く気持ちは本当にたくさんありますね。
楽しいことや嬉しいこと、悲しみや苦しみ、辛い気持ちや悔しい気持ちなど…。感情を表す言葉にはこれ以外にも、もっともっと沢山種類があります。

出来事+その出来事に対して抱く「気持ちや考え」を合わせたものを
【経験】というのですが、【体験】と【経験】は実は意味が異なります。

例えば…。
Aさんは友達のBさんと一緒にアイスランドへ行き、オーロラを観ました。「アイスランドへ行き、オーロラを観た」
ここまでが【体験】です。AさんもBさんも、同じ「体験」をしています。

◆Aさんはオーロラを観て
「ユラユラ揺れて、何だかレースのカーテンみたい。幻想的だなぁ。」
◆Bさんは
「キレイだなぁ。カナダで観たのはカラフルだったけど、白一色もキレイ。どこの国から来た人達が、何人くらいこの同じオーロラを今観ているんだろう?」

これが【経験】です。
AさんとBさんは同じオーロラを観ていますが、感じた事や考えたことはそれぞれ違います。

他にも、会社で上司からこっぴどく怒られて落ち込んでいるCさん。
同じ上司に同じ怒られ方をして、今まで以上にやる気になっているDさん。
同じ体験をしたこの二人ですが、出来事(上司から怒られた)に対してそれぞれどの様な考えや気持ちがあり、この様な状態になっているのでしょうか。

続きはまた今度☆彡
人の心の機能って不思議ですね。

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