強みを引き出し、企業理念に統合する

ある企業様で、ジョブカードを用いたキャリアコンサルティングを行いました。
ジョブカードって何？という方はこちら（厚生労働省HP）
キャリアコンサルティングとは？→こちら（　　〃         ）

上記を踏まえて・・「企業内キャリアコンサルティング」とは何か。
あなたの強みは何か？今の会社でどの様な働き方がしたいのか、何を目指すのか、これからどの様な生き方がしたいのか？など、ゆっくり時間を掛けて（私はお一人50分間頂いて）お話しを聴いていきます。

単なる雑談の場ではありません。

こちらからの「問いかけ」や「対話」によって、社員様の強みを引き出し企業理念に統合する関わりをしています。

「あなたの会社の企業理念は何ですか？」と聞かれたら、答えられるでしょうか。その意味も理解されているでしょうか。

プロジェクトやチームのまとまりがない、みんな違う所に向かって走っている、モチベーションが低い、仕事にやりがいを感じない、人が定着しない、メンタル不全に陥る方がいる・・・など、組織が抱えている問題は非常にたくさんあります。
その要因として、ベクトルが揃っていない・組織の本当の課題が把握できておらず、打ち手を間違えていることが考えられます。

あなたは何のために働いているのですか？
働くことや生きる事の意味は？
存在意義は？

強みを引き出していくと、深く深く考える必要はありますが、自分の中にある答えを一人一人自分の力で出していく事ができます。

社員様一人一人が企業理念を意識した考えや行動をすることで、ベクトルを揃える事が出来るようになります。

上司には話せないことでも、第三者には話せることもあります。第三者だからこそ話せることがあります。

今まで表面的に見えていた組織の課題が、キャリアコンサルティングを行うことによって、実は経営者様が問題だと思っていたことが問題ではなく、別のところに組織の課題が浮かび上がることが多いのです。

そして、組織が今まで把握できていなかった、見えていなかった課題が分かる事で、本当の組織の課題を解決していく為の大切な入口になります。それが企業内キャリアコンサルティングを行う大切な意味であると私は考えています。

つまり、表面上に見えている課題だけにフォーカスし、打ち手を間違えると組織が崩れていく可能性があるということです。

キャリアコンサルティングで「真の課題」が見つかった時、初めてそこから課題解決に向けて取り組んでいく事が出来るようになります。

〇●感想を頂きました●〇

【ワンちゃん大好きさん】
■ジョブカードを用いたキャリアコンサルティングを受けての感想をお願いします。
→過去とこれからの将来を私の中で整理できました。
私にとって仕事とは、仕事を通して得たいこと、実現したいこと、まだまだ考えが足りないと感じました。

■企業理念に照らして考えたことで、どの様な事に気付きましたか？また、良かった点は何ですか？
→求職者の方が派遣先で上手くいくことで、自分を通して人を幸せにすることができる。また、人を幸せにも不幸にもできる職業だと感じた。上流の石が沢山の石とぶつかり削られ下流まで流れついた時には丸くなっているように、沢山の人と関わる中で自分自身も磨かれる。

■気づいたことや感じたこと
→先生からいただいた「私が犬を想いお互い幸せに思うことは、対人に対して仕事をする上でどのような繋がりがあるか」という問いが難しかったです。
私は犬は愛情を掛けた分だけ返ってくる生き物だと思っています。人に対して同じことが言えるかは分からない部分もありますが、公平で誠実な態度で臨めば求職者の方もこちらに向き合ってくださるのではないかと考えました。