2014/11/30 「問い」を明確にする。答えを求めない。
宮崎哲弥氏と南直哉氏の「日本人の生の意味は何なのか?」をテーマにした対談。
テレビ朝日の「ニュースの深層」で2006年12月6日に放送された回だそうだ。
初めて見たんですけど、感動した。
僕は「生きている意味」が分からず苦悩している。思春期か、幼少期かわからないが漠然とした死への不安、社会構造のおかしさ、人間という生き物の理不尽さに悩みに悩みぬき、今までずっと答えを探してきた。
しかし、何も見つからない。どこまで行っても社会に合理性はなく、人間という「種」、あるいは自分という存在に「存在意義」を見出すことができない。答えを求めに求めて苦しみあがいている。今もだ。
ただ、この動画で少し救われた。
人生に答えを求めない。「問い」を明確にして、それを探し続けるのが人生だ。
この動画のトークの元は南直哉氏の書いた「老師と少年」という本で、僕も読んだことはあったのだけれど、当時は内容があまり理解できなかった。
しかし、著者本人の声を聞いて、說明を受けて、なんとなくわかった気がする。
僕はもう一度自分の「問い」を明確にするよう考えてみようと思う。
人生とは、人間とは、社会とは一体何なのか?なぜ、生きるのか?
あぁ、結構本気で出家したくなった。
2014/11/30