Hitonari Magazine
~地域の活気が集う施設運営に携わる ~NPO法人「からみ」
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~地域の活気が集う施設運営に携わる ~NPO法人「からみ」

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当メディア「Hitonari Magazine」では「八幡浜を元気にしよう!」と活動している活性化団体をインタビューしています。

今回ご紹介する団体は、八幡浜市保内町の川之石地区でコミュニティづくりに携わっているNPO法人「からみ」です。

活動状況をお聞きするため、「からみ」が所属している交流拠点施設「みなせ」を訪れました。

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迎えてくださった方々は、「からみ」代表理事の安藤 加代子(あんどう かよこ)さんと、理事の米澤剛(よねざわ つよし)さん。

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お2人に、団体がどのような活動をされているか、お聞きししました。

安藤さん「主な活動内容は、八幡浜市が建設した川之石地区の交流拠点施設『みなせ』の管理・運営への協力・支援ですね。

目的は、住民の自発的な活動・交流を促進するためです。

『みなせ』を構成する各種団体とともに、地域の大人も子どもも、年齢関係なく気軽に集まることができる施設造りを目指しています。」


活動のご紹介とともに、安藤さんに案内していただいた「みなせ」館内。

大きな多目的ホール――

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工作室――

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工作室には、利用者さんがつくった作品も。

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団らんできる空間――

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新しい施設だけあって、どの部屋もキレイです。

一つの建物で、様々なことが実践できそうですね。


「からみ」は八幡浜市から委託を受け、交流拠点施設「みなせ」で次の事業を実施しています。

◆土曜日・日曜日・祝日および夜間の施設管理
◆施設の清掃
◆地域活性化に資する事業の推進


少子高齢化が進む川之石地区では、かつてよりも地域住民のニーズが多様化しています。

しかし、地域にある既存のシステムだけでは、あらゆる住民の要望を叶えられませんでした。

『みなせ』を中心に多世代が交流する仕組みを企画・実践することで、「地域住民のニーズに寄り添った新しい環境を生み出そう」と考えたといいます。

例えば住民が……

・地域のよさを認識し、誇りを持つ
・楽しみを創造する
・お互いが助け合いの精神で交流する

など。

地域住民のつながりを育むみなせには現在、学校帰りの小中学生たちが多く通っています。

「夏休みの陶芸クラブでは、川之石だけではなく、八幡浜の他地域に住む子どもたちも参加しましたね。

みなせがお子さんを見守る場所になり、親御さんにも『安心できる』とおっしゃっていただいて。

川之石地区は、もともと少子化で地域の子どもが少なくなっています。

川之石の未来を、10年以上という長いスパンで考えたとき……

『いま住んでいる子どもたち同士で交流できる拠点が必要だ』と考えるようになりました。

今後は、大人も子どもも気軽に来てほしいです。」

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子どもが元気な地域では、自然と大人たちにも活力が宿りますね。

ここから、みなせで開催している具体的な活動についてご紹介します。

「からみ」がこれまで実施した主な活動事例

◆鯉のぼりの設置
◆五月人形の設置
◆プロのソプラノ歌手によるミニコンサート実現の協力
◆「ドローン教室」の開催
◆イルミネーションや竹灯籠による冬のみなせの飾りつけ
◆各種団体が計画する地域活性化イベントの協力
など

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↑「みなせ」でドローン体験をしている子どもたち

イタリアで活躍されているソプラノ歌手を招いたコンサート開催のお話は、印象的でした。

安藤さん「たまたまみなせを訪れた歌手さんが、施設に置いてあるピアノを『弾いていいですか?』とおっしゃって。

実際に弾きながら歌い始めると……
あまりにも歌唱力がすごくて!

『ぜひ、地域の人たちに聞かせていただけないか?』とオファーしたら、快く引き受けてくださり、コンサートが実現しました。」

偶然のご縁が、イベント開催につながる素敵なエピソードをお聞きできました。

みなせを運営している(削除)NPO法人「からみ」には、活動に賛同してくださった多数の会員・準会員さんが入会されています。

「からみの会員さんには、様々なアイデアを持ってきてくれる方がいます。

『ドローンを飛ばしてみようよ』とおっしゃる方……
『金魚を飼っているから、あげようか?』と持ってきてくださる方……
毎日、施設に日の丸の旗を揚げに来てくださる方もいるんです。

掃除の際に、毎回お花を持って来てくださる方もいて、うれしいですね。」

オープン当初のころは知名度が低く、人の出入りが少なかったみなせでしたが……。

いまでは、地域の人たちが自発的に利用し始めているのです。

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↑「みなせ」で七夕飾りをつくる地域の方々

川之石地区の住民交流・活性化を後押しする存在になった『みなせ』を、今後どのように運営されていくのか?

その答えをお聞きしました。

「地域の人が、いまよりもさらに気軽に行ける施設にしたいですね。

みなせはまだできたばかりの場所。

まだまだ地域の方々が『私たちが行っていいのだろうか?』と、身構えてしまっているところがあるので。

みなさんの緊張感をほぐしていきたいです。」

具体的な活動内容については、次のようにお話していただきました。
「地域では、スーパー以外に買い物のできる場所が少なくなっているので、地元産品などの無人販売もしたいですね。

工作室を利用した活動では、地域の木工に詳しい方が講師になって、子どもたちに木材を利用した工作品造りなどを教える予定です。

地域を訪ね歩くイベント企画も考えています。

八幡浜市を訪れる多くの方々に、川之石地区に残っている歴史的な近代化遺産を訪ねていただけるよう、みなせが活動の中心になっていきたいですね。」

地域のみなさんの元気とアイデアが集まる「みなせ」。

そんな「みなせ」を縁の下から支えるNPO法人「からみ」が、川之石地区の未来に寄り添っていきます。


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地域活動応援マガジン「Hitonari Magazine」(ヒトナリ マガジン)は、地域活動(NPO・ボランティア等)に興味を持っている人や、既に活動している人向けに役に立つ情報を発信するWEBメディアです。運営は、八幡浜元気プロジェクトとみなと交流館で共同で行っています。