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平時から顔の見える関係を築いていますか?

平成30年に西日本エリアを襲った豪雨災害。
私たちの住む南予地域では、特に浸水・土砂崩れなどの被害が大きく、人々の暮らしや産業に甚大な影響を及ぼしました。

あれから1年以上が経過していますが、今もなお仮設住宅にお住まいの方もいらっしゃり、「復興はまだこれから」といった状況に変わりはありません。

日常生活に戻れば戻るほど、災害は程遠いものになってしまったり、記憶が薄れてしまいがち。「災害は忘れた頃にやってくる」と言われるように、日常に戻ってからからの備えも大事なのです。

さて、みなと交流館では、地域活動を活発化させて、地域力を上げる取組として「地域活動応援事業」を開設以来行っています。今回の「平成30年7月豪雨」以降、南予地域の中間支援組織として、発災時に「何ができるのか」を常に自問自答し続け、関係機関とともに勉強会を起ち上げたり、新たな枠組みづくりについて検討も進めています。

その中で見えてきたもののひとつに「平時からの顔の見える関係づくり」

災害が起きた時に、声が掛け合える人や、顔を知っている人がどれだけいて、助け合えるのか…

それは、発災したときに構築するのでは遅く、日頃から築いていくべきものだということです。

みなと交流館に登録してくださっている団体をはじめ、その構成員の皆さん、またみなと交流館と協働している関係機関の皆さんと一緒に、平時からどのような関係を気づいていくのか、今私たちもそのカタチを模索している段階です。

そうした中で、2019年11月16日(土)に、「平時からの顔の見えるネットワークを作ろう、地域で支えあうために~第1回 南予圏域別研修会」を開催することになりました。

愛媛県と一緒に、災害時に備えた支援受援の仕組みづくりをテーマに、発災から復興(生活再建)までの長いプロセスで想定される様々な課題に、NPOや各団体、企業など多様な主体の皆様がどのように関わることができるか考えていきます。

決して他人事ではない、災害。
この研修会を通じて、支援者と受援者、ゆるやかでも強い関係づくりを一緒に模索していきませんか?

行政チラシ表

【日時】
2019年11月16日(土)
15:00~17:30(受付14時30分〜)

【場所】
愛媛県南予地方局八幡浜支局7階会議室
(八幡浜市北浜一丁目3番37号)

【テーマ】
災害時に備えた支援受援の仕組みづくり

【内容】
災害時の各フェーズにおける支援受援の仕組みづくり
(発災時の生き残り、緊急避難、避難所生活、仮設住宅、生活再建、平時)

【コーディネーター】
愛媛大学社会連携推進機構教授  前田 眞氏

【お申込み方法】
参加申込フォーム又はメール、FAX、本用紙に必要事項を記載の上ご提出ください。
▼参加申込フォーム: http://bit.ly/2LKJ0gf
▼チラシのダウンロード:http://bit.ly/2MD6V1Q


個人・団体を問わず、皆さんで一緒に考えてみませんか。
多くの皆さんのご参加お待ちしています。


東予地域・中予地域でも同様の研修会を開催します。詳細はこちらからご確認ください。


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