制作会社に入ってから

これまでのことについては下記で綴っています。
よろしければご覧ください。

▽Webデザイナーになろうと思ったきっかけhttps://note.com/y_design2019/n/ncaa6810a2c94

▽Webデザイナーになるまでhttps://note.com/y_design2019/n/n01d628e94fa2


初めて就職した制作会社

色々ありながらも、なんとか採用してもらうことができた私は、憧れだったWebデザイナーという肩書きが付くことに胸を躍らせていた。

2月くらいになると、卒業も間近なため授業も少しずつなくなった。
4月の正式入社までの間、会社では週2~3日ほど、アルバイトとして軽めの修正などを任せてもらっていた時期があった。
一番最初に任せてもらった仕事のことはよく覚えていて、今でも鮮明に思い出すことができる。


初めての仕事

アルバイトとしてではあるが、初めて任せてもらった仕事は「画像の差し替え」だったと思う。
今、サイトに上がっている画像の文言を一部修正し、差し替えるという内容だった。
今となっては簡単な作業なのだが、当時の私には「???」だった。

というのも、この時の私はデザイン、コーディングの知識が本当にちょろっとあったくらいで、作ったデータはどうすればサーバー上に上がるのか、というサイトの構造についての仕組みを知らずにいた。

ポートフォリオを作った時は、1度目(自己紹介サイト)は作ったデータを専門学校の先生に渡して上げてもらっていたし、2度目(架空の結婚式場のサイト)はコーディングしたデータをそのまま持って見せていた。

さすがに当時の私も、こんな初歩的なことを先輩に聞いていいものか、しばらく一人で悩んだ。
一旦、自分で色々調べてみて分からなかったら聞いてみよう。と思い、とりあえず「サーバ データ 上げる」と検索。

出てきた記事といえば、
「まずはドメインを契約して…」
「サーバーコントロールパネルから…」という感じで、あれ、契約すればいいの??、コントロールパネルって何?!、とパニック状態になった。

それからは結局、隣の席の先輩に1から教えてもらったのだが、本当に申し訳ないくらいに自分が無知すぎて恥ずかしい思いを隠すのが精一杯だったと思う。

せっかく採用してもらったが、こんな自分で大丈夫だろうか?
できないことが多すぎて、何からやれば良いのだろうか・・・
と思い悩む日々はしばらく続いた。


入社後

色々不安はあったものの、先輩から課題をもらったり、軽い修正などを繰り返しながらなんとか日々の業務をこなしていくことができた。
少しずつだが、デザイン面ではバナーやデザインの調整なども任せてもらうようになった。

自分が作ったバナーが、ページの隅っこではあるけれど、少しの範囲だけど、たくさんの人の目に触れ、使ってもらえるかもしれない。これはすごく嬉しかった。

そんな隣でいつも色々教えてくれる先輩は、お客さんにも社内でも評判のデザイナーで、案件をいつもまるごと任せられている。
教わる時も丁寧で分かりやすいし、知識が豊富で、信頼感が感じられるデザインが得意な人だった。
私もそんなデザイナーになりたい。
自然とそう思うようになっていた。(のちの夫である)


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