人の優しさに触れると

ここ最近は出社回数を増やしたからか、
人の優しさに触れたと実感することが多かった。

仕事で疲れている上司をリフレッシュさせてあげようって数人が立ち上がったり、タスクが詰まっている人を部署の垣根を超えて助けてあげたり、それを手伝ってくれて嬉しかったって全社に共有する場があったり、ぺーぺーの私のグラスに上司がワインを注いでくれたり。

人に優しくするってすごい。
優しくするって、自分のエネルギーを他者に分け与えること。
結構それって当たり前じゃない。

私はどちらかというと他者にパワーを割けられない人なので、無償の優しさや思いもしなかった角度からの施しを受けると、「ラッキーだ」という気持ちとそこはかとなく惨めさも抱く。

そういった他者にパワーを与える人を見ると
まぶしくて、
理解できなくて、
一言では言い表せられない感情が湧き上がる。

『きっと今まで生活してきた環境がそうさせるんだろう。』
そう推測すると、私は
『他者への愛を抱くように育ってくれるだろうか』
とまだ見ぬ子を心配する。

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