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"暮らすように旅をする"

32日間の島旅のトップバッターは、長崎県 五島列島 小値賀島。

ほんとうに素敵な島だよ、という話は聞いていて
絶対に行こうと決めていた島。

とは言うものの、小値賀島の存在を知ったのは離島キッチンに入ってから。はじめは読み方すらわからなくて、メニューに振り仮名を振った記憶がある。

「長崎県 五島列島 小値賀島のゆでピーナッツです」

お客様に料理をお出しする際のこの言葉で、小値賀島を覚えた。


行く前に見ていたパンフレット「小値賀島で生きる」は、ずば抜けて雰囲気が違った。海や風景の写真が使われているパンフレットが多い中、活版印刷で刷られた文字だけの、シンプルな表紙。島で暮らす人たちの、対談式インタビューが載っていて、どんな人たちが、どんな思いで暮らしているのか知ることができる。

いわゆる観光スポットはないかもしれないけど、島の暮らしそのものが誇りで。

「おぢか島旅」にもある  “ 暮らすように旅をする ” という言葉そのとおりの時間だったと思う。

小値賀島は、行く前にいろいろと相談にのってくれる方たちがいる。
「おぢかアイランドツーリズム」の皆さん。
こんなことがしたい、という連絡をすると予約や説明をしてくれたりフェリーには早めに乗船してしまうのもおすすめ!と行く前の話まで教えてくれたり。行くまでの数回のメールのやりとりをするたびに、楽しみが倍増していた。

7月17日、出発の日。
帰省していたので、飛行機で札幌から福岡へ。
フェリーは夜行便だったので、離島キッチン福岡店に寄る。
今思うと、島旅の最高のスタートだったな。
博多港から、23:45発のフェリー太古に乗り込む。
港のすぐそばには温泉があって、温泉に入ってから乗船する人も多いそう。

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船に揺られながら眠りについて、5時間ほどで到着。
到着時刻は4時40分。
小値賀島〜上五島〜福江島というルートで、小値賀島は一番最初に着船。
早朝着なので、フェリーターミナルには仮眠室賀用意されている。

平日だったし、小値賀島で降りる人は数名で、
島の人ばかりなのか、お迎えにきてもらっていた人が多い。

私も、2日間お世話になる宿の方にお迎えにきていただいた。今思うとあんなに早朝に、、。本当にありがとうございました。


外はまだ暗くて、景色は何も見えない中、車で向かう。

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今回宿泊したのは、「暮らしを育む家、弥三」
1日3組限定の民泊。
ここに泊まりたかったことが、小値賀島に行きたかった一番の理由。
SNSや周りの話で存在は知っていたのだけど、
HPに載っているはっしーさんとやみーさんの並んでいる写真をみて、行くならばここに泊まって、おふたりとお話してみたいな、と思っていた。

宿に到着すると、布団を引いて寝る準備をしてくれていて。入った瞬間の家の中の風景に心が弾んで、でもまだ眠気もあって。気持ちを落ち着かせながら、まずは一旦眠りについた。

島に到着したらまず就寝する、そんな旅の始まりは初めてだったし、今でも布団に入った瞬間のドキドキ感は忘れられないなあ。それでもぐっすり眠ることができたのは、なんだか不思議。

3時間ほどで起きる。
明るくなった部屋の中を見渡しながら少し冷静になって、これから1ヶ月、島で過ごす時間が始まることを考えるとなんとも言えない気持ちになっていた記憶がある。楽しみ9割、不安1割という感じ。

そんなドキドキを抱えつつ、小値賀島での2日間が始まった。

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2020年7月札幌へUターン。 好きなたべものはおにぎりと豆。

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