2020.9.19

4時50分に長女が起きてトイレに行きたいと声をかけてきた。絶望したので時刻をはっきりと覚えている。

トイレを終えて寝室へ戻ると、バッチリ目が覚めていてウフフと笑ったり、寝ている次女が寝る時に持つぬいぐるみを奪ってみたりなど、全然寝る気配がない。無視して寝ようと思ったけど、最終的に6時前に、もう起きようよ!と大声を出されたので、仕方なく起きた。そしてその物音で次女も起きた。ううう、眠いよう。

こんな目にあっても朝からフレンチトーストを焼くんだよ。愛だわ、紛れもなく。

食べさせて着替えさせ、子供たちのリクエストに答えて公園に行くことにした。その前に二人にワークをさせる。長女はだいぶ足し算がスムーズになってきたし、カタカナはほぼ読めるようだ。算数はたまにやらせてるトドさんすうがかなりいい影響を与えてるのでは?考えている。次女も迷路をだいぶ理解してくれるようになった。

少し距離があるが遊具の多い公園に行くと、二人ともかなり喜んで遊んでいる。もう少し近いところに有れば行かせやすいんだけどなぁ、と贅沢なことを思う。自転車を練習できる程よい場所が欲しい。また距離があるので、行きは良かったが帰りは遊び疲れたのもあって、子供たちがグダグダになってしまう。グダグダになった長女が半ベソで抱っこをせがむが、彼女たちはもうかなり重い。そして我々は老いによって筋力がない。つらい。

帰りにケーキを買う。自分の誕生日が近いので、落ち着いてケーキを食べられる日は今日かな、ということで購入することにした。帰り道に通るだけの初めてのケーキ屋さん。美味しそうだけどなんだかえらいお手頃価格だ。種類も多い。自分にはラムレーズン味のケーキを、子供たちにも選ばせると、長女はチョコレートショートケーキを、次女はハート形の容器に入ったババロアを買っていた。レジの前でマカロンも欲しがったので小さいマカロンを二つ買った。

ケーキ屋から帰るときにまた長女がぐずりだした。ケーキが可愛くなかった…。可愛いチョコのケーキが買いたかったけど、おっきいのしかなかった…と文句を言い出す。いやいや、買ったケーキも可愛いよ?と言いながら、確かにイチゴのショートケーキがそのままチョコクリームになったもので、白いショートケーキに比べて可愛くはないかもな、と思った。他にもいろんな見た目のチョコケーキあったじゃない?と聞くと?苺がついてるのが良かったから…と言い出す。

でも他のケーキ屋さんには行かないし、新しいケーキも買わないよ。文句を言うなら食べなくていい。というと泣いて怒り出した。ギギギ…。

グダグダの子を連れてイライラしてたからその最中は思い浮かばなかったが、長女はケーキをどうこうしたいんじゃなくて、ただ思いを傾聴して欲しかっただけなのかもしれないな、今思えば。どうしたいの!なんて答えずに、そうねぇ、あんまり可愛くないけど美味しいよ?きっと?とか言えばよかったかな。

常に冷静に対処するのは本当に難しいのよな、育児…。

帰り道にさらにおにぎり屋さんで昼食を買い、家で食べる。文句を言ってグダグダだった長女が大きいおにぎりを三個近く食べた。妻より食べている。ただの腹ペコだったか?

妻が美容院に行くので子供たちと過ごす。ソファーに座りアニメを見ていたが、自分は即寝てしまっていた。が、即二人に起こされた。寝ないで、パパ!と起こしてくる。まだ眠い…と答えるとアナと雪の女王のオープニングの真似をして、セリフを喋ってくるし瞼も開かれる。

アイロンビーズをやりたいというのでみんなでやる。義実家でもらってきたアイロンビーズはいろんな色のビーズが一緒方にされて大きな容器に入っていて、二人が作りたいものに合わせてビーズを探すのが大人の仕事だ。今日はなぜか次女もビーズを探す方にまわり、長女の作品を作る手伝いをする。

並べたビーズを最後にアイロンで熱して溶かし、それぞれを接着させるのだが、均一に溶解させるのがかなり難しい。うまくつけないと強度が保てないことを学んでいるので、時間をかけて接着する。アイロンをかけながらずっと、プレスして作るタコせんべいのことに思いを馳せていた。

妻も帰ってきてケーキをみんなで食べることにする。子供たちにハッピーバースデーを歌ってもらった。思った以上に嬉しいな、これは。

チョコケーキの見た目に散々文句を言ってた長女が、マカロンを上に乗せると可愛いんじゃない?と言って、買ってきたマカロンを乗せていた。フランボワーズ味のマカロンの色味は確かにチョコショートケーキにあう。マカロンがちょっとでかいけど。満足したようで、大きなお口でもしゃもしゃ食べていた。

次女はババロアの上に乗っていた小さいマカロンと果物だけ食べて、残りを放置した。お嬢様かよ。

夕飯に買ったばかりのホットクックに活躍してもらうことにした。昨日はアクアパッツァを作る気分だったが、初めて使うので安定したメニューが良いのでは、と反省して、無水カレーを作ることにした。明日アクアパッツァにしよう。ということで買い物に行く。次女と二人で行こうとしたら長女もついてきたがったので、結局四人で向かった。

スーパーに着くと長女が突然眠たくなったと言い出したので、妻と二人で先に帰ってもらった。変なテンションでコントロールが難しい次女を連れ、今日と明日のご飯の食材を買った。

長女は帰る途中で元気になって100円均一で折り紙を買ったらしい。まぁ今から昼寝されるよりずっといい。

無水カレーを作る。ホットクック付属のレシピではセロリを使うが、全員セロリが好きじゃないので、ニンジンの微塵切りで代用した。ぶんぶん
チョッパーを使ったので玉ねぎのみじん切りも簡単だ。

カレー作るくらいでホットクックわざわざ使うかー?と思ってたけど、最初の具材を炒めて煮る工程の間、見張る必要がないというのは確かに便利だわ…と早速実感した。インスタントラーメンを作るメニューもあるそうだけど、今ならこれもわかる。煮ながら別の作業を、なんて当たり前にできるんだけど、その間のワーキングメモリを減らせるというのはかなり快適なことなんだと実感した。

そしてカレーは美味しかった。トマトベースのカレーになり、今まで子供用の甘口のルーが物足りなかったけど、大人も美味しく食べられるようになった。そして子供の食いつきも良い。もうこのカレーだけで救われた気持ちになった。

食後、久々にくみくみスロープに真剣に立ち向かって大作を組み立て、子供たちと遊んだ。次女は寝る前に一度お寿司カルタをしないと満足できない体になってしまっているので、枚数を減らして少しだけやった。

子供たちは寝かしつけ開始してすぐ寝付いた。そりゃ眠かったよね。

大人たちは部屋の窓を開け、涼しい中でアイスを食べた。もうアイスの季節も終わりかな、と思う涼しさだった。

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