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フラジェリンの技術座談会について

フラジェリンでシステム開発をしている大森です。
リモートワークで毎日PythonやTypeScriptを書いています。

今回はフラジェリンで定期的に行われている「技術座談会」という取り組みについて紹介したいと思います。

始まったきっかけ


フラジェリンはフルリモートワークが可能で、大半のメンバーがリモートワークをしており、場所も北海道から九州まで様々です。

リモートワークは会社の方針でもあり、オフィスがなくてもチームを大きくし、大きな仕事ができると考えています。

そのため「リモートワークだから〇〇ができない、△△の点で非効率」とい
ったデメリットがないような、仕組みや文化に取り組んでいます。

リモートワークでありがちなデメリットは、コミュニケーションの機会が減り、結果としてチーム内で知見を共有する機会が減ることです。

例えば、ライブラリのアップデートで使えるようになった新しい機能や、プロダクトの複雑な仕様の理解などが挙げられます。

想定されるデメリットに対応するため、仕組みとしてそのための時間を用意しよう、と考えたのがきっかけです。

始まりと躓き

最初は以下の形式で始まりました。

  • 2週間に1度のペース

  • 1時間

  • 発表者1人(持ち回り

発表者が準備し、1時間枠で技術的なトピックを説明するという形式です。

ところがしばらく運用してみると、発表者の負担が大きく、継続していくの
が難しいと感じるようになりました。

週次の振り返りでは以下の声が上がりました。

  • 資料の作成に時間がかかりすぎる

  • 1時間使って発表するネタを探すのが難しい

そこでメンバーの意見を取り入れた上で運用の変更を行いました。

変更後の運用

  • 1ヶ月に一度 (ペースを落とした

  • 1時間

  • ファシリテーター1人 (持ち回り

  • ライトニングトーク2~4人 ( 挙手制

1人の発表の時間を短くし、気軽に発表できるようにしました。
(1時間発表したい人がいればそれでもOKというルールにしています。)

また発表内容が複数ジャンルになるので、参加者側も飽きずに参加できるようになりました。

どのような内容があったか

実際に発表された内容を紹介します。

pytestの紹介

フラジェリンではpythonでバックエンドの実装をしています。
過去にunit testの実行をnoseからpytestに移行したので、pytestの書き方を紹介しました。

aws cdkの紹介

フラジェリンではaws cdkを使って、インフラを構築しています。
CTOの浅野さんにaws cdkの利点や勘所を紹介してもらいました。

競技プログラミングをやってみよう

AtCoder で実際に出題された課題にみんなで取り組んでみました。

デザイン原則を学ぶ会

フロントエンジニアの方にデザイン原則(近接、整列、強弱、反復)について紹介してもらい、みんなでお題に取り組みました。

ぼくが取り組んだ結果はこちらです。
良くなってるでしょうか?

Grafana k6 ハンズオン

フラジェリンはShaperonというサービスを運用しています。
サービスの負荷テストのため k6というツールを使用したので、使い方をインフラエンジニアの方に紹介してもらいました。
みんなで検証環境に負荷をかけ、リソース状況をモニタリングしました。

おわりに

第1回の技術座談会は 2021年4月6日だったので、現在(2022年8月)で1年以上継続できています。
参加メンバーも第1回目のときは4人だったのが、新しいメンバーが入社した今では15人になりました。

今後も、メンバーの意見を取り入れて運用を最適化しながら続けていきたいと考えています。

最後になりますが、フラジェリンは積極採用中です。
リモートワークが前提のため全国で勤務可能です。
カジュアル面談も実施しておりますので、お気軽にご応募ください!




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