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#4 着工までの道のりも長いのだ

仕事して、ひとっ風呂浴び、ビールを1杯ひっかける。
そんな家路につくまでの幸せな一連の流れが日常になったなら。スーパー銭湯ならぬ、ハイパー銭湯・BathHaus があなたのささやかな夢を叶えます。

こんなコンセプトのもと、2018年11月代々木上原にコワーキングスペース・銭湯・クラフトビールバーが1つになった〔ハイパー銭湯 • BathHaus〕をオープンします。オープンに先立ち、このマガジンでBathHausができあがるまでの過程やコンセプトなどを綴っていきます。

#4は 、契約は完了したものの着工までの前途多難な日々を。(まさに今も…)

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スケルトン物件にのしかかる「設備工事の壁」

前回見つけた運命の物件は、綺麗にスケルトン状態にされている。

*スケルトン工事とは…
住宅などの建築物の主要構造部分(基礎や柱・梁・外壁・屋根など)をそのまま残して、他の内装や設備機器等をすべて取り替える大規模な改装・改修工事のこと。一般に、傷みのひどい柱や梁などは撤去し、新しいものに交換した上で耐震・耐久性をアップさせることが多い。
(引用:Weblio辞書「スケルトン工事」

建造物の基礎構造しかないため、自由なレイアウトや内装が可能である反面、電気・水道・ガス等の設備を新たに引き直す必要があるのだ。

今回の設備工事には、どう頑張ってもおよそ1,000~2,000万円という費用が必要なのだという。「銭湯」という性質上、通常でもコストのかかる設備工事に加えて、以下の機器や設備を準備しなければならない。

銭湯だから必要なコトとモノ
・給湯器 複数台
・ろ過装置
・特注サイズの浴槽
・防水工事
・排水設備
・通常より容量の多いガス管

なかでも今現在進行形で頭を悩ませているのが、ガス管だ。

大枠の設計図面が完成し、現地で設備屋さんとガス会社に調査してもらったところ既存のガス管だと容量が足りないことが判明。都市ガスを利用するためには太いガス管に全てを取り替える工事が不可欠であり、地下深くにあるため、そもそもそれが可能なのか・そしてどの程度の費用が必要なのかを見積もりにくいというのだ。なんてこった…。

そこで設計チームから提案してもらった方法は2つ。

1. ガス管の取り替え工事を行う
2. プロパンガスを利用する(常時6本保管できる場所が必要)

どちらも運転費用は同等ということで初期費用を抑えられる 2. プロパンガスを利用する を採用しようと、管理会社立会いのもと改めて現地調査を行った。しかし新たに問題になったのが、プロパンガスの保管場所であった。

常に滞ることなく運用するためには、稼働用・予備用として計6本のプロパンガスを保管しておかなくちゃならない。奥行600mm * 幅2400mm のスペースを屋外に確保することが可能なのか、またそれらを建物に馴染むように化粧できるのか…。

今週中には決着がつきそうなものの、この2週間ほどはガス管に頭を悩まされている。

どちらにせよ、最低でも新たに200万円の費用が必要となることが判明し、空間をつくることのハードさを噛み締めております。


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