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#5 救いの神に助けられる、の巻

仕事して、ひとっ風呂浴び、ビールを1杯ひっかける。
そんな家路につくまでの幸せな一連の流れが日常になったなら。スーパー銭湯ならぬ、ハイパー銭湯・BathHaus があなたのささやかな夢を叶えます。

こんなコンセプトのもと、2018年11月代々木上原にコワーキングスペース・銭湯・クラフトビールバーが1つになった〔ハイパー銭湯 • BathHaus〕をオープンします。オープンに先立ち、このマガジンでBathHausができあがるまでの過程やコンセプトなどを綴っていきます。

ガス管問題は果たして…!今週からいよいよ工事が始まります。

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9月19日。
再びガス管問題に立ち向かうため現地へ向かう。

工事に進むためにクリアせねばならない難関、ガス管問題。提示されていた選択可能なプランは2案あった。

1. ガス管の取り替え工事を行う
2. プロパンガスを利用する(常時6本保管できる場所が必要)

費用負担が少ないという理由から有力視していたプロパンガスだったが、ビルのオーナーの許可を得られなかったという回答が週明けに管理会社から戻ってきた。つまり、蓋を(地面を)開けてみなければ交換可能かどうかすら読めず、最終的にかかるコストも読めない ガス管の取り替え工事 しか残された道はない。

まじか…。でも仕方ないよな…。

そう言い聞かせながら、腹をくくりながら、改めての現場調査へ。設計チーム・施工業者・管理会社・都市ガスが一同に会し、現場を見ながら、ベストな方法を協議するのだ。幾度も対応してくれる関係者各位には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

待望の救世プラン、 現る

「こっちの道路下に通ってるガス管から新しく引き入れられますよ」

現地について早々に、施工会社からなんと第3のプランの提案が。当物件は角にあるため、既存のガス管を引き入れている道路とは別に、もう1つ面している道路がある。その下を通っている都市ガスのパイプから新たに引き入れることが可能だという。さらには、その方が断然コストを抑えられることも判明。

なぜ新規引き入れがコストを抑えられるのか?それは工事担当が2者に分けられるからである。

工事区分
・道路工事 :都市ガス負担
・敷地内工事:施主負担(新規配管など)

プロパンガス案NGを受け、管理会社も同様の案を社内で検討してくれていたらしく建物側も問題なく進められる。

こうして約3週間ほどをかけてガス管問題が決着し、9月最終週から工事をスタートできることになった。やったー!!!

一度に集まってみて改めて感じるのが、建物をつくりあげる過程には本当に多くの仕事が介在しているということ。当たり前のことではあるが、施主だけでは何も出来上がらないのだ。

物件・土地の持ち主から購入したり借りたりし、設計士にイメージを図面に起こしてもらい、施工会社に設備図面の作成から施工をしてもらい、浴槽を職人に作ってもらい、ガス・電気・水道会社に対応してもらい、管理会社にはオーナーや他の居住者に交渉してもらい…挙げだしたらキリがない程にハコだけでもたくさんの人達が関わってくれている。

まだまだこれからではあるものの、場所をつくるという初めての経験を通じて世の先人たちへの尊敬が止まない。

みんなすごいな〜〜、わたしも頑張ります。

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9月22, 23日は代々木八幡宮例大祭へ。


近隣の各町からお神輿が出たり、阿波踊りがあったり、住民に愛されているこのエリアはお祭りも賑やかでとても楽しい雰囲気に満ちている。

町と神社に飾られていた数々の提灯を眺めながら、「来年はBathHausの提灯を奉納するぞ」と誓ったのでした。

やるぞ!!!

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🔸 BathHausとは

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