ビジネス書に答えなんて載っていない論
サムネイルはカニッツァの三角形です。
これに関しては後に伏線回収はします。
では話に入ります。
僕はビジネス書にいつも惑わされる事がある。
それは「自分を信じて突き進め」と「自分のやっている事を疑え」という言葉です。
勿論両方意味はわかる。
何にも惑わされるな、足を止めずそのまま前進しろ…と
自分の行動をもう一度再確認しろ、今やっている事は本当に最善で正しいのか?
という事…どちらが正しいか?
これ以外にも「即選択即行動」という言葉はビジネス界の鉄則だけど、孫正義さんは「ギリギリまで考えて得をとれ」というのだ。
こうなるとやはり「どちらが正しいの?」と考えてしまいます…
成功者達が口を揃えて即行動と言うなら正しいような気がするし…
いやいや、それ以上に孫正義さんは大成功しているから孫さんの方が正しい…
という思考になってしまうのである。
ここで僕が出した答えは「どちらも正しくはない」という事です。
と言うのも…
成功者達が全て同じ境遇、同じ環境で成功した訳ではないから。
例えば両者とも「傘」を持っていて、一方は雨が降ってもう一方は雨が降らなかった場合
雨が降った方は「傘」を使うし
雨が降らなかった方は「傘」を使わないという事。
そして結果両者が同じ成功を収めた場合、両者の成功論は異なった意見という事になる。
「成功するには傘を使え」と「成功に傘は必要無し」となるのです。
結論を言うと「成功者の成功論は人それぞれ違う」という事…
ここでサムネイルのカニッツァの三角形の話…
まるで三角形があるように見えるのだけれど、実際物理的に三角形は1つも存在していないというのが「事実」なんです。
つまり成功論は成功した「事実」があるからこそ語られるが、それはその人の「事実」であって僕にとってはまだ大成功は存在していないという事
僕が両者とも「正しくない」と言ったのはこの「事実」の事です。
正しい成功論とは僕が大成功した際、その「事実」によって証明されるという事なのです。
勿論僕の成功論は他人にとっての成功論ではないという事。
ビジネス書はカニッツァの三角形のようなもので、他人の成功論とは
あたかもそれが正解の様に見えてしまうが、実際は人それぞれ違うという事。
それを自分に当てはめた所で決して正解ではない。
なので「とりあえず突き進め論」と「一度確認しろ論」はどちらでもいいという事。
ビジネス書は「成功論」というより「成功話し」として読む必要があるなと僕は思いました。
言うなればビジネス書は著者にとっての答が書いてあるが、実際に個々に向けた「答え」なんてどこにも書いてはいないという事。
あくまで成功者の「経験談」であるという事。
まあ、そりゃ成功者の経験談なので為になる事は間違いないので今後もビジネス書は読み続けていくつもりですが
「一例」といして受け止めるべきと考えた訳です。
カニッツァの三角形の様に一見答えは存在しているかに見えるが
実際は答えなんて存在していないという事ですね。
という事で最後まで読んでいただき有難う御座いました。
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