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敗者にエールを

日本国旗、なんかいいよね。
って思えるようになった。

子供の頃、実家のトイレの壁に各国の国旗付きの世界地図が貼ってあって、「日本国旗って他の国に比べたらなんて地味なんだろう」って思っていて。

だって白地に赤の丸だけよ?
他の国はストライプだったり、
星が描かれてたり、
動物が描かれてたりする国もあるってのに。

なぜにこんなにシンプルにした?と、子供心ながらになんだか恥ずかしくも思っていた。

それが「なんかいいよね。」って思えるようになったのは、大人になったという事もあり、今回のオリンピックの開閉会式が決定的だったかも。

ライトアップされて仰々しく運ばれてくる白地に赤の丸があるだけの国旗。
それが全く無駄が無く、非常に美しいと感じた。
ちょっと鳥肌たつぐらい、綺麗だなって。

各開閉会式に関しての感想は、これまでのスキャンダルもあって地獄の様相を呈していたけど、個人的にはこのコロナ禍で、そして想像するに相当な制約がある中でよくまとめたなぁという感想。

とにもかくにも、今更ながら、長いようで短かった東京オリンピック/パラリンピックが終わった。
アスリートの皆さん、お疲れ様でした。
そして関わった全ての方々、お疲れ様でした。

それぞれに、良い結果悪い結果が訪れたと思うけど、全てが明日に繋がる事ですから。

って、書いてて思ったのだけど、性格上、どうしても敗者を応援しちゃってる自分がいる。

勝ち続けてるのって退屈じゃない?
負けてボロボロになってから這い上がった人間ってめちゃめちゃ強いんだから。

届かないと思うけど、今回結果が残せなかった全ての人に。
しばらく塞ぎ込む人もいるだろうし、今回で引退する人もいるだろう。

どう転んだって命ある限り大丈夫。
これから何をやったって貴方達は自由だ。
戦い抜いた全ての敗者に手が腫れるぐらいの拍手を贈りたい。

というか、すんごい遅い感想でごめんなさい。

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