趣味を見つけなさいと人は言うけれど。

こんばんは、K+です。

今年は「表現・描出し続けなさい」的な占い結果(しいたけ占い・女性誌等)が多いので、今月から月20本のnote記事投稿にチャレンジしてみたいと思います。



記事タイトルに戻りますが、社会人になって数年後、弊社の部長から「趣味をもってない奴はいかん、何か始めなさい」と散々言われたことがあります。


当時の私は、趣味にしか逃げることのない今の仕事内容に嫌気がさしていました。

ほんの数年しか働いたことのない若造の戯言として聞いていただきたいのですが、

仕事って人生そのものだと思ってたんです。

例えば、ベンチャー企業みたいな、心血を注ぐような。


特に熱もなく、熱もないが故に趣味に走り、趣味がないという若者に対してそんな奴はダメだと断言する部長に対して、私は少なからず軽蔑をしていました。


でも、趣味がないとやっていけないとアラサーになって気づきました。


人にはよりますが、20台から30台にかけて、友人のライフステージがガラリと変わると思います。


結婚する人、

子供が生まれる人、

転勤する人、

転職する人、

キャラアを築く人、etc......


もちろん、どの生き方もその人が幸福だと感じられるのであれば、その人にとって最高の生き方になるでしょう。

どの生き方が良いとか悪いとか、そういう話がしたいわけではありません。


私は、結婚もしたくないし、キャリアを築きたいわけでもない、ただ早く死にたいと思って生きています。


毎日仕事をこなして、休日はカフェや本屋に行って、自分の好きなように過ごせるので幸せだと感じる場面が多くあります。


それでも、このままで良いのか、こんな枯れたような人生で良いのかと頭の中でアラームが鳴るのです。



結婚や子供、転職、そしてキャリアを築く人は新しい環境へと否応無しに飛び込むことになります。

だから、毎日の生活が常に(とは言い過ぎかもしれない)良くも悪くも新鮮で、わざわざ趣味に、頼る必要はないと思うのですが、


ただ早く死にたいけど何かを成し遂げた私は、何か新しい環境にすがらないと枯れたままの自分を受け入れられないんですよね。



趣味を見つけなさいと言われたのは、このためだったのかなぁと。

いずれくるかもしれないライフステージの変化まで、自分が自分であることを受け入れられるように、没頭できるものを見つけておきなさいという、先人の知恵だったのかなぁと、ようやく前向きに捉えることができました。



趣味はまだに見つかっていません。

そもそも趣味って何状態だったりします。

なんとなく好きとは違って、ついいつのまにかやってしまうような作業を見つけられたらなぁと思います。



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