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ネットショップ再構築する

ネットショップを自作しようと思ったきっかけはコロナによる、本業である製造業の経営悪化。

製造受注量は減り、仕事がなくなってしまったのです。リーマンショックよりもはるかに上回る経営悪化。毎週金曜日はお休み。従業員の時間短縮、国からの補助金には必ず申請しました。

私自身もtwitterで当社の状況についてつぶやきました。ほかの企業も状況は一緒でしょう。前の会社だったら自分が立つ状況はこんな苦境ではなかったはず…。なんで前職をやめてしまったんだろう。と何度も思いました。


しかし、考えている暇はない。今できることをやろう。


自分にはこの暇な時間を持て余して何ができるだろうか?補助金申請は今やすべて電子申請。社長に代わって、すべて行いました。


小規模事業者補助金に申請した内容は大まかに以下のとおり

①SNSを使った広告費用(30万円)

②ネットショップリニューアル費用(40万円)

ネットショップのリニューアルについては、そのときにできなかったヘッダーの修正の分です。しかしふたを開けた見ると来た見積もりは約100万円。驚愕でした…。

たかが、ヘッダーの修正だけでこれだけの金額がかかるのか。

絶望するとともに疑問に思いました。

本当にそれに使っていいものか。私はプロが使用するショップを作りたいわけではない。

イメージしていたのは、韓国ショップや個人ショップ(BASE)のような親近感があるショップでした。

そもそもそんなショップ作るのに、100万円の費用はかかりすぎではないだろうか。時間もあるから、自分でやってみるか。そうだ、やっぱり全部自分で頑張ってみよう。


ヘッダーの修正のことも加味し、すべて作り終わったネットショップをまた再修正することにしました。


自分のショップの見本となるシンプルで親近感のある、無機質だけどこだわりがあるページを探しました。

ページが探せたら、あとは色味を考える。

ターゲット層が好きな色。目に留まってくれる色。デザインの本を活用し、女の子が好きな色を徹底的に探しました。また、自分のブランドの色もその色にしようと思ったので、商材と組み合わせた色にしようと思いました。


商品の色は鏡なのでシルバーや灰色のイメージ。

だからくすんだ色にしたい。「くすみピンク


当ネットショップのカラーが決まったら、今まで使った写真をもう一度見直して、統一感のあるページを作り出すためにはどうすればいいのか考えました。ホワイトベースの背景に合う画像はなんだろう?

当社の取り扱う商品は形状はすべて同じ、デザインだけ違う。

いわゆる、画用紙に書かれた絵画ショップのようなもの。それで統一感を出すには、写真ではなく、イメージ画像をトップページに持ってくれば、背景が統一され、デザインから好きなものを選ぶことができる!

サイズを統一した、PNGデータをトップに持ってくることにしました。

チューリップ

これはが実際に使用している商品一覧にでてくる画像です。これを一覧に出すと、下記のような感じになります。

画像2

文字と画像の配置が統一され、目に留まったデザインをクリックできる仕様になりました。


画像の背景を統一することで、ページ全体に統一感がでました。


コンセプトを一文で伝えられるような言葉を考えよう。

「煌めく一枚に素敵写真を残そう」

ページの一番上にでてくる文章です。



私はページ全体のイメージから、デザイン、ページの構成まで、イラストレーターでどんどん製作していきました。

これができたのも、イラストレーターをある程度習得していた過去の自分のおかげ。あきらめないで、デザインを続けていて本当によかったと思いました。そして、熱心に販売に関するコピーライトやデザイン構成についての本を読んでいたからこそ、すぐに行動に移すことができたのです。



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