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D.カーネギー 人を動かす

はじめに

こんにちは!入社1年目よんよんです。
今日は、D.カーネギーの書籍「人を動かす」を紹介します!

・これがその本!
D.カーネギー 人を動かす

この本は、大きく4つのパートに分かれているのですが、今日はその1パート目!人を動かす三原則になります。
本を読みながら特に印象に残った所だけを抜粋して皆さんに紹介しますね!

人を動かす三原則

・批判も非難もしない。苦情も言わない。
率直で誠実な評価を与える。
強い欲求を起こさせる。


①批判も非難もしない。苦情も言わない。

人間はたとえ自分がどんなに間違っていても決して自分が悪いとは思いたがらない。なんとか自分を正当化する。
エイブラハム・リンカーンは、このような座右銘を掲げていた。

”人を裁くな。人の裁きを受けるのが嫌なら。”

批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うことになる。他人を矯正するよりも、自分を直す方がよほど得であり危険も少ない。
では、人を動かすにはどうするべきなのか。それは、「人の悪口は決して言わず、長所を褒めること」である。人を非難する代わりに相手を理解するように努めよう。

相手に不満を持っていたとしても、決して相手を非難せず、相手を理解し、励ますことが、人を動かす一つ目の原則である。

②率直で誠実な評価を与える。

人を動かす秘訣は、間違いなく、自ら動きたくなる気持ちを起こさせることである。例えば、相手の欲しがっているものを与えることである。
人間の持つ性情のうちで最も強いのは「他人に認められることを渇望する気持ち」である。
アメリカの哲学者であるラルフ・ワルド・エマーソンは、このような言葉を言っていた。

”どんな人間でも何かの点で私よりも優れている。
私の学ぶべきものを持っている。”

他人の長所を伸ばすには「褒めること」「励ますこと」が何よりの方法である。自分の長所・欲求を考えるのではなく、他人の長所を考えよう。与えた本人は忘れても、その言葉を受けた相手は、いつまでも忘れないで慈しむだろう。

相手の長所を見つけ、褒めることで、相手の承認欲求を満たしてあげることが、人を動かす二つ目の原則である。

③強い欲求を起こさせる。

人間の行為は、何かを欲しがることから生まれる。そのため、人を動かすには、相手の心の中にある強い欲求を起こさせることが大事になる。
たとえば、受験期に勉強しないで遊んでいる息子がいるとする。この息子を動かすためには、”勉強しなさい!”ではなく、”あなた、ずっとスマホ欲しいと言ってたよね!今回のテストで満点取ったら買ってあげる”と言うのだ。息子は、自分がずっと欲しがっていたスマホをゲットしたいという所有欲をもとに頑張って勉強するだろう。

自動車王ヘンリー・フォードは人間関係についてこのような言葉を言っている。

”成功に秘訣があるとすれば、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。”


人を説得して何かをやらせようと思えば、まずは、焦点を自分ではなく相手側に合わせて、「どうすれば、相手にそうしたくなる気持ちにさせることができるんだろう」と考えよう。
これは、セールスマンの場合にも該当する。客というものは、自分で買いたいのであって、誰かに売りつけられるのは嫌なのだ。しかし、多くのセールスマンは、客の立場で考えて売ろうとしない。
ここでポイントは、相手が何を一番望んでいて、どうすれば、相手の望みと私の望みを一致させることができるのかを考える事である。

当事者意識を持って、相手の心の中の強い欲求を起こさせることが人を動かす三つ目の原則である。

最後に

今日はここまでです!
次回は、2パート目である「人に好かれる六原則」について紹介しますね!今日は読んでくださってありがとうございました!!

入社1年目よんよん。

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