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まねきねこ
2021年7月9日 06:30
51.処世の勇気・・・「人生の獣勇」に打ち勝とう「一人満足して高尚な理論を説いても、凡俗愚人の興味の対象にはならないという実情は、風流な懐石料理の淡い味が田舎者の舌を喜ばせることができないのと同じで、論調が高ければ高いほど、聞く人がますます驚くだけというありさまだから、学者の世渡りの秘策は、時には田舎向きの濃厚な味にするなどして、超然と世間の外に居続けないということである。人は十人十色、風雅な
2021年7月7日 23:44
41.独立の法…求められるのは「ケチ」ではなく「つましさ」
2021年7月4日 18:06
26.子に対して多を求むるなかれ…子離れはさわやかに「人生における真の独立というのは、この世に生まれて父母に養ってもらい身分相応の教育を受けたら、この世に生まれて父母に養ってもらい身分相応の教育を受けたら、その先は、死に至るまで自活するという覚悟を持って生きることである。言い換えれば、心身が屈強である年齢のうちに、働いて自力で生活すると同時に老後の用意も怠らないということである。・・・広く
2021年7月3日 11:33
16.士流学者また淫惑を免れず…君主主義もまた一種の宗教「上流社会の士族が宗教に淡々としているということは、まぎれもない事実だが、数百年来儒教の薫陶を受け、封建時代の君主主義のもとで養育され、代々厳しい習慣を続けてきた生活は、一種の宗門信徒と言ってもよいであろう。宗門といってしまえば、その中には、主張の美が存在すると同時に、誤って信じたり、みだらな誘惑があったりするのも自然の勢いで、決して免れ