◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ202◆
おれだ。溜まったのでやる。気がつけば前回から2週間あまり過ぎゆき、ニンジャ以外のまとめは実に2ヶ月ぶりとなった。近頃はやたらとTwitter(X)海まとめばかり作っていて、その他全てがおろそかになりつつある。あまりTwitterばかりに心身を浸していると危険なので、疲れたらBlueskyとかにも行くといい。そもそもインターネットから少し離れろ。天気の良い日は紅葉を観にいったり映画館に行ったりしろ。
前回はここだ。
◆映◆
一発目。PROから学べテクニック
邦キチとかでタイムラインでもおなじみの、PROの漫画家による「創作の役に立った本」のありがたい紹介だ。漫画も映画も小説も、創作者たるもの学びをおろそかにしてはならないが、特に重要なのが客をひきつけるフックやエンタメ性だ。1ページごとにネタを盛ってツッコミどころを作り、SNSで常に話題になっているのは、実際PROの技巧のなせる技だ。見習おう。
◆罪◆
二発目。八方破れ無頼漢
かつて西村賢太なる無頼派的な私小説家がおり、その作品に惚れ込んでいるという。おれは読んだことないが、すきな小説家がいるのは良いことだ。その男もまた田中英光、ついで藤澤清造なる無頼派の私小説家に惚れ込み、彼らに似た破滅的な生涯を送ったという。あまり危険なやつに惚れ込むと他人に迷惑がかかるのでよろしくないとおれは思うが、おまえが心の底からそうしたいなら、おれに止める権利はない。
◆言◆
三発目(二連発)。バカと下手人
「バカ」や「下手人」という言葉はいつ頃から使われていたのか、という言語学的な探求だ。時代が変われば言葉の意味も変わるものの、今でいうバカはどこにでもいるが、「馬鹿者」があの事件で発せられていたとは思わなかった。「下手人」という語も結構古くからあるが、意味は時代劇でいうものとは異なっていたらしい。こういう語源や言葉の歴史を遡って調べるのは、おれの知的なたのしみの一つでもある。
◆窓◆
四発目。窓ガラス・サガ
ヴァイキングたちが窓ガラスを作成・使用していたという研究報告だ。彼らは勇敢な冒険商人であって、欧州ばかりか東ローマやイスラム世界にまで交易路を広げており、結構文化的な生活をしていたらしい。のちにイングランドやシチリア、ルーシを征服して各々に王国を築いたぐらいだから、ただの野蛮人ではなかったのだ。それはそれとして掠奪はしているが。
◆販◆
五発目。いまだけドナルド食べ美
先月からXを賑わせているマクドナルドの宣伝キャラクター「いまだけダブチ食べ美」の、ミーム的な親にあたると思われるドナルド・マクドナルドについての研究記事だ。おれはこの手の治安が悪いネットミームに詳しくないが、ここにまとめられているので参考にするといい。ダブチのセールが終わったら食べ美は去ってしまうのだろうか。備えよう。
◆冥◆
六発目。藤子不二雄の神隠し
こないだドラえもん公式から無料で公開されていた『キテレツ大百科』の奇妙なエピソード「冥府刀」についてのまとめだ。これを振るうと次元を切り裂き、冥府……四次元空間と往来することができるという。キテレツ斎様もヤバイと思って封印していたいわくつきの発明品だが、アニメ版でも二回ほど用いられ、なんかすごかったらしい。忍殺世界でいうと現世とオヒガン(アノヨ)の間にポータルを開くという恐るべきレリックアイテムということになるな。F先生の作品は時々宇宙的恐怖と闇を垣間見せてくる。
◆悼◆
七発目。R.I.P.ダンジョンマスター
漫画家の栗橋伸祐先生がご逝去されたという。レスト・イン・ピース。90年代にTRPG界隈のイラストや漫画を手掛けられ、PCゲームのコミカライズとして『ダンジョン飯』のご先祖様めいた漫画も描いておられたようだ。TRPG『央華封神』の表紙やイラスト、コミックもこの方だったな。漫画家は職業的に心身を酷使しがちなのでご自愛いただきたい。
◆冥◆
◆府◆
今回は以上だ。また溜まったらやる。
【以上です】