【つの版】原作登場ニンジャ名鑑25

　ドーモ、三宅つのです。前回の続きです。

◇名鑑目次◇　◇総合目次◇

これは、ブラッドレー・ボンド＆フィリップ・N・モーゼズ著、本兌有＆杉ライカ訳の大人気小説『ニンジャスレイヤー』の二次創作です。公式とは一切関係がありません。
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202.フィルギア

◆忍◆ ニンジャ名鑑#316 【フィルギア】 ◆殺◆
コヨーテ、蛇、フクロウの三種類の動物に変身する超自然能力を持つニンジャ。退廃的で歪んだユーモア・センスの持ち主で、近しい仲間でもその真意は測り難い。

フィルギア - ニンジャスレイヤー Wiki*

　そういえばこいつを収録し忘れていました。前からちょこちょこ出ていますね。忘れないうちに収録しておきましょう。ぎだ＝サンのフリーイラストもありますが、Picrewで作ったこの画像がなんか気に入っています。

　ソウカイヤに反抗的なキルキラーに目をつけたのか、彼が登場する話の最後に時々思わせぶりに登場していました。しかしキルキラーがソウカイヤからなかなか抜け出せないため、結局スカウトは諦めたようです。なんやかんやでラオモトもソウカイヤも滅びませんでしたし、仕方ありません。

「ドゥー・ジ・イヴォリューション」のラストでは、シルバーキーにお告げを受けたのか、ニチョームに飛ばされたフジキドの前に現れ、震えながらもザクロと面通しとかしてくれたようです。ニチョームは中立の安全地帯として彼のような存在が潜むにはちょうどいいのでしょう。

「イフ・ユー・ゲット・ドランク、テキーラ」でようやく名乗ってアイサツし、パテカトルのジツについて酒を飲みながら教えてくれました。シマナガシを立ち上げたのはいつなのか判然としませんが、この後でしょうか。

203.ドレッドノート

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【ドレッドノート】◆殺◆

ドレッドノート - ニンジャスレイヤー Wiki*

　イメジはmidjourney製で、公式の「ニンジャスレイヤーTRPGキャラアイコン集」からです。せっかくなので使ってみましょう。物理書籍版の名鑑では「ブラックハンドとの間には単なる憎悪とは呼べない複雑な因縁がある」とあり、相手の眼球をホルマリン漬けにして保存しているなど、歪んだ感情を感じさせます。重サイバネで思考や戦略は沈着冷静ですが、ブラックハンドのことになると近視眼的になるようで、今回はそれを突いた相手の策略により爆発四散しました。ナムアミダブツ。

204.ブラックハンド

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【ブラックハンド】◆殺◆

ブラックハンド - ニンジャスレイヤー Wiki*

　イメジはネオ電の「AoSニンジャアイコン集」から借りました。せっかくなので使っていきましょう。ちょうど右眼が隠れています。暴力的で油断ならぬ危険なヤクザニンジャというアトモスフィアが出ていますね。メンツを重んじ、侮辱を受ければ烈火の如く怒るというので「狂戦士」をつけましたが、そこそこ大規模なヤクザクランを簒奪してストリートの大部分を支配するぐらいには頭も回るでしょう。「黒い手」という名の通りダーティーな手段も使うはずです。今回はPCたちの策を採用し、首尾よくドレッドノートとテクノギャングを滅ぼして採掘場を奪還、ナカニ・ストリートを再統一しました。実際邪悪ですが宿敵も死滅りましたし、持続可能な程度に搾取を行いつつ、自らの財産であるストリートを守ってはくれると思います。

205.ルイナー

◆忍◆ ニンジャ名鑑#290 【ルイナー】 ◆殺◆
なんらかの不可解なカラテの使い手。見た目上は非常に緩慢なチョップや掌打を繰り出し、その視覚的印象とは裏腹の圧倒的衝撃力を注ぎ込んで、対象を易々と破壊する。

ルイナー - ニンジャスレイヤー Wiki*

　ついに登場したシマナガシのメンバー、ルイナーです。イメジはいつものぎだ＝サンのです。アンタイセイで貧民窟を守りそうなストリートニンジャでメタルマスターとドクロを切り離せるデリヴァラーを思いついて召喚したところ、連鎖召喚でドクロをうまく倒せそうな彼も呼ばれました。アナイアレイターは暴走しそうですし、スーサイドはクローンヤクザ脳もない戦闘兵器からはエナジードレインができませんし、前回出番のなかった彼を出せばちょうどいいでしょう。とはいえさすがに単体では結構きつく、イグナイトがカトン・ボールを放ってサポートし、二人がかりで倒しました。

　ニンジャスレイヤーがネオサイタマに出現できない時は、シマナガシやサヴァジョ、ワルキドやザイバツニンジャなどがWasshoiして来ます。なおイグチャンが入るとサークルをクラッシュしそうですし、フィルギアも彼女をスカウトはしないかも知れません。

206.ソーサラー

◆忍◆ ニンジャ名鑑#48 【ソーサラー】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルド所属ニンジャ。上半身と下半身を分離させる斬新なブンシン・ジツの使い手。ニンジャコートを羽織った上半身で敵を欺き、背後から下半身で奇襲。切り離した下半身に銃器とカメラを搭載すれば、恐るべき生体戦車にもなる。

ソーサラー - ニンジャスレイヤー Wiki*

　グッドルッキングなソーサラー＝サンです。古参アデプトなのでそれなりですが、あまり強くはありません。ローグ・ニンジャクランに所属しているものの、サイバネブンシン以外にこれといったジツは使えないようです。サイバネ化する前はカゼのジツとかも使えたのでしょう。急所破壊をサイバネ下半身で受け、デス13めいて上半身だけになって逃げ去ろうとしたものの、追いつかれてスレイされました。秘匿されていたとはいえサラマンダーの死という大事件を知らなかったため、あるいは海外から戻ったばかりだったのかも知れません。なおスミス＝サンはオミットしました。

　忍殺wikiによると、プロト版のソーサラーは現行版のウォーロックにあたるジュ＝ジュツ使いのソウカイ・シックスゲイツだったそうです（プロト版の本編ではすでにウォーロックになっていますが）。

207.トーメンター

◆忍◆ ニンジャ名鑑#226 【トーメンター】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルドのニンジャ。拷問に長けていたらしいが、本文ではその力量を発揮する機会を与えられぬままニンジャスレイヤーに倒された。マルノウチ・スゴイタカイビル抗争の当事者の一人。

トーメンター - ニンジャスレイヤー Wiki*

　イメジは拷問好き繋がりでテラーマシーン＝サンの使いまわしです。目を泳がせているのが外から見えるようなデザインではあるようです。イタミ・ニンジャクランのレッサーニンジャソウル憑依者で、サンシタとはいえ古参ですからそこそこ強くしました。トーフメンタルではありません。忍極の極道族めいた身勝手な論理で自己弁護をはかりましたが、相手が相手なので全く通じず、覚悟をキメて立ち向かったものの無慈悲に殺されました。

208.ビーフイーター

◆忍◆ ニンジャ名鑑#190 【ビーフイーター】 ◆殺◆
ザイバツニンジャ。ナギナタ・ジツに長け、推進装置を取りつけた槍斧「ジェットハルバード」を使いこなす。

ビーフイーター - ニンジャスレイヤー Wiki*

　若者から「ジジイ」と呼ばれるぐらいな外見年齢の、ナイスミドルなビーフイーター＝サンです。彼ほどの古参の手練れがマスターにも昇進できず、そこいらのサンシタでも出来そうなビズをしていたのは、あるいはこうした背景事情があったのかも知れません。単に態度が悪かっただけかもですが。ジジイらしく少々愚痴っぽいですが、例の格言でセイシンテキやヘイキンテキを保っていたのでしょう。必死でニンジャスレイヤーに立ち向かって一矢報いたものの、カラテ及ばずスレイされました。ナムアミダブツ。

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　見落としがあるかも知れませんが、現在確認された原作登場ニンジャは以上です。また溜まったらまとめます。

【続く】

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