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その人にどんな才能があるのかも、その人の人生にどんな意味があるのかも、他人も自分もわからない以上、最終的な判断は、その人任せということですよね。

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完全にひねくれたことを言いますが、スポーツなどで、結果を出した人が「信じれば・夢は叶う」とか「諦めなけば・努力し続ければ叶う」ということをよく言いますよね。しかし、その人が結果を出したと認識されるのには、多くの結果を出せなかった人たちとの対比が必要になってくるわけです。特にスポーツのような勝ち負けがあるものだと、結果を出せるのは、ほんの一握りだったりしますから。そう考えると、「何かをし続ければ必ず」という趣旨の言葉は、矛盾していますし、そういった結果を出せなかった人たちを蔑ろにしているようにも感じてしまうのは私だけでしょうか……。

要するに、その精神論的な言葉が、結果を出すための唯一絶対の方法ではないということです。結果というからには、これも事象なわけですから、それを左右するのは、いわゆる『運』といわれるような、時節・時期的なものから、資質や環境などの要素のほうが大きいのでは? と、私は思ったりします。 

何かを諦めずに打ち込み続けたのはいいけれど、残念ながら結果は出せず、気づいたら潰しが効かなくなっていて、にっちもさっちも行かなくなってしまったという人の例は、ごまんとあるはずです。完全に結果を出せた人の陰に隠れてしまってはいますが。

もちろん勝ち負けの世界で生きてる人の思考は、勝つことが第一義なのでしょうから、「負けた人の側のことまで配慮しろ」と言うつもりはありません。そっち方面の人たちには、何よりも励みになる言葉には違いないのでしょうが、世の中の人すべてに当てはまる、魔法の言葉ではないということですね。

ストーリーと作画。お互いの得意なことで協力し合い、漫画を描き始めた穂乃香と瑠々。漫画はヒットし二人は売れっ子作家に。しかし、不治の病を抱える瑠々との避けられない別れを恐れ、最終話を前にして、穂乃香は瑠々へ決別を告げる。最終話は瑠々が一人で完成されて世に出たが、瑠々はそのまま帰らぬ人へ。そのことに負い目を感じた穂乃香は、自分を責め、作品とも瑠々とも向き合えずにいた。そんな彼女が、同じキズナイーバーに促されて、ずっと避けていた最終話を読むことになり、そこに込められた瑠々の想いを知ることになる。

ネタバレになりますが「私を覚えていることで あなたが辛くなるのなら いつでも忘れてほしい だって私は ― 」のところで、うるうるっときて、「あなたの笑顔が大好きだから」で涙腺崩壊でした。

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