水仙畑を再生する。
コロナ失業をきっかけに、福井県の越前海岸へと短期移住。新たな土地で新しい生き方を探す23歳の日記。
水仙畑の草刈りをお手伝いしました。
越前海岸盛り上げ隊の一員でもあり、居倉町で「ノカテ」というチームで水仙栽培の新しい継承方法を模索する高橋要さん。
8月末には、ノカテのメンバーや、役所の方々が越廼のサテライトオフィスに集い、福井市の中での水仙の位置づけや今後の可能性について情報交換が行われた。
要さん「いろいろ面白いことになると思うから西山さんもよかったら」
と、お声がけいただき私も参加させていただいた。
しかし、お役所の方も集まるなんて知らず、行ってみて、驚いた。
この情報交換会がきっかけに、ノカテは水仙畑を一つ、地元の農家さんから借りられることになったそうだ。自治体も個人も、行動力がすごい。
草刈りから始まる畑作り
写真奥の方の鬱蒼とした部分が、ノカテが借りた畑。手前は大家さんが手入れをした畑。その差は一目瞭然。
もともと水田だったというこの畑は、数年草刈りをしていないらしく、かなり荒れている。今年水仙が出るのかも草を刈ってみないわからない状態とのこと。決して良い条件とは言えない中でも、水仙栽培をまず「やってみる」という行動力がすごいと思った。
3段ある畑のうち、1段は要さん私がお手伝いに行く前から要さんは一人で作業を進めていたそうだ。
この日は朝5時ごろ集合。山の後ろから少しずつ明るくなって行く朝焼けにはっとさせられる。早起きした甲斐があった。
要さんが地域から借りてきた草刈機と刈った草を集める道具を使い、作業開始。と、いうところで雨がぱらつき始める。
幸い、本降りにはならなかったので、そのまま作業開始。
要さんが草を刈り、刈った草を私が集める。
土手に生えたススキが手強い。後々、株ごと掘り起こさなければならないそうだ。
私は、レーキという農具を使って、草を集める。のびのびと育った雑草は雨で水気を帯びて、なかなか手強かった。らっきょうの植え付けで痛めた腿裏が少し痛む。
1時間半ほど作業をし、雑草は半分ほどに。
朝から体を動かし、かいた汗も心地よい。
作業終了後、朝風呂を浴びに鷹巣荘へ。実は初の鷹巣荘。国民宿舎ということで、正直そんなに期待していなかったのだが、露天風呂から見える水平線が最高だった。ちょっと顔を出したら男湯から見えてしまうのではというくらい自然な作りが開放感があり非常によかった。
温泉に入り、休憩所で要さんとおしゃべりして、それから家に帰ってもまだ9時半。早起き最高。この日は充実した1日になりました。
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