見出し画像

文在寅前韓国大統領と豊山犬の友情

文在寅(ムン・ジェイン)前韓国大統領が2017年に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長から贈られた豊山(プンサン)犬3頭の飼育に対し、国が月約25万円の飼育費を払わないとのことで2022年11月に飼育を放棄したことが話題。

写真を用いて文さんとプンサン犬との友情を時系列でまとめてみた

2017年 金正恩さんが文在寅さんに2匹の豊山犬をプレゼント


大統領在任期間中、文前大統領と犬の楽しい一時(を演出?)

» 22年3月;大統領退任直前に「大統領在任中に取得したプレゼントは国所有であるため、個人が所有することが不可能」と訴え、飼育放棄をほのめかす。

» 22年5月9日;文大統領退任前日、大統領府は生き物に限っては個人に飼育を委託することが可能という協定書を策定し、文大統領が犬を引き続き飼育することで合意。

» 22年5月10日;文大統領は退任。

» 22年6月17日;韓国当局はその飼育に掛かる経費を支援することが可能という、文大統領を念頭にした施行令を策定する。文大統領が引き受けた2匹犬に掛かる費用を約250万ウォン/月(約25万円/月)で計上する。
 ※餌台+医療費=50万ウォン/月、飼育者の人件費200万ウォン/月

しかし、政権交代後、上記施工例は国会の承認を貰えない状態が続く。そしてこれからが面白い。

» 22年11月5日;文前大統領は韓国政府に犬の返却を申し出る。理由は経緯支援がない状態で委託飼育を続けることが不可能であるため。11月7日:メディアが一斉報道。文さん側は’私達は委託を受けて面倒を見続けたが、現大統領府は犬の委託管理をしたくないようだ。なら、クールに処理すればいいだろう’と公式コメントを出す。


2匹の犬は子犬も出産していた。子犬の面倒を見る文前大統領。よく見るとミルクはなく、子犬が抵抗している風にも見える

» 22年11月8日;文さんは報道翌日、大統領府に犬の返却を強行。超スピィティーな行動に世間がざわつく。大統領府は仕方なく、犬を動物病院の健康診断を行う。

» 22年11月9日;文さん側の公式コメント。簡潔にまとめると、’生き物の委託に関する施行令が成立しない中、自費を使って管理をしていた。国は自分に感謝すべきだ。国家財産を一般人に分譲できるよう法整備をしてくれれば、私は再び飼育したいし歓迎する’とコメント。

» 22年11月11日;犬の健康検診結果、膀胱炎と耳の炎症、尿路結石があることが分かり、まともな飼育がなされていたことが判明。

返却される前に分散が自身のFacebookであげた画像。経緯からいろんなことが想像できる。

そして、文さんは更に突き進む。

» 2022年11月11日;文さんは2023年カレンダーを発売。約9,000ウォン
おわかりかと思いますが、返却済みの犬との写真が使われている。やはり文さんは只者ではない。

一つ9,000ウォンになります。
犬の反応が面白いですね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?