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大企業サラリーマンがベンチャーで仕事してみた話 part2

先日、プロボノ活動でベンチャー企業で働いていて感じたことを書きました。
今日は先日書ききれなかったことを書きたいと思います。
大企業の働き方改革って結局何のためにあるんだっけ?
という部分にも繋がってくる内容になると思います。

大企業の働き方改革って何のためにあるんだっけ?

働き方改革が叫ばれて長くなりますが、
コロナで在宅勤務が始まり、
コロナ前と後でも働き方は変わったように思います。
そもそも働き方改革は主に下記3点を柱として掲げています。

・長時間労働の是正
・正規、非正規雇用の格差是正
・多様な働き方の実現

ここでは、政策云々については触れませんが、
私の思うところを書いていきたいと思います。

長時間労働の是正について

元々、長時間労働の是正が求められている背景は、
仕事の効率化とワークライフバランスの充実
が主だと思います。
過労死が起きないように、またメンタルに不調をきたさないように
労働時間を企業側が管理することは大事だと思います。

一方で、最近感じるのは
若手にとっては成長する機会までも奪われている
ということです。
内容に関係なく一律に残業が悪となってしまっている気がします。
私の場合、あと一歩踏み込んで詰めたかったプロジェクトが
残業規制により、時間オーバーになってしまった
ことが何度かあります。

もちろん、もっと効率よく働ければできたのかもしれません。
そこは、私の反省点ではあるのですが、
若手のうちから効率ばかり考えて、
時間の範囲内でしか働けないとなると保守的になり、
経験値が貯まりにくい
と感じています。

そもそも論になりますが、仕事に求めるものが1人1人異なるように、
一律なワークライフバランスには違和感があります。

多様な働き方の実現

大企業の取り組み事項のメインは在宅勤務とか、
フレックスタイム制の導入だと思います。
しかし、本質はワークライフバランスだけでなく
自己実現でもあると思います。
つまり、副業解禁だとか、
私が行っているプロボノ活動が自己実現につながると感じています。
コロナで在宅勤務が可能になり、
ワークライフバランスの方面は充実してきていますが、
自己実現の方面はまだまだ大企業では行われていないと思います。

私はプロボノ活動を通して感じているのが、
そもそも1人1社所属が妥当かどうかです。
オンラインでできることが増えたり、
在宅勤務が可能になったことにより、
少なからず時間は生まれています。

一方で、仕事の内容はこれまでと変わらないのは何だかもったいないです。
本業の会社としても、
社員が社外で常に成長し続けていることはプラスです。
私もそうですが、同じ組織にいるとマンネリ化を避けることは難しいです。
環境が変われば、少なからず成長の機会はそこにあると感じています。

まとめ

今回は少し大企業の愚痴になってしまいましたが、
この気づきは私にとって大企業から出てみないと気づけないことでした。
今後、働き方改革は続くので少しずつ改善されていくとは思いますが、
個人で受け身になるのではなく、
ルール上問題ない範囲内でやりたいことは挑戦してみる
と良いと思います。


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