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58.ズバリ保育観&価値観4900億⑦『お手伝い』はしない。【その5】

さて、『お手伝い』を重ねていくと、

それは同時に、『お手伝いしてもらうやり方』も、

学んでいることになります。

そして、子どもは他者に、

『お手伝いすること』を求めるようになり、

『お手伝いをしてもらう』ことも実践していきます

子どもは、

様々なことを真似てやってみて獲得していきます。

理屈がしっかり理解されてないままでも、

ともかくやってみて獲得していきます。


『お手伝い』とは何か、

どう発展していくものなのか、

リテラシーに触れることなく、手探りで学ぶ。

お手伝いをしてもらうことと、お礼があれば、

雇い、雇われる、そんな人間関係も学んでいく。

相手にとって気持ちのいい、

手伝ってもらう言い方も学び、

やりたいことは、一人で出来なければ、

人に手伝ってもらうためのことをすれば出来る。

手伝い手伝われることで、可愛がられ可愛がる

といったいった関わり合いも出来ていき、

コミニケーションを学んでいくでしょう。

うまく転がっていくと、一人ではやりきれない、

様々な事を、数多く経験して、

コミュ力を高め、

成果を上げていくでしょう。

一般に言われている、仕事、会社は、

お手伝いの総決算のようなもの。

お手伝いは、

社会で生きていくために、使えるスキルです。




汎用性の高い『お手伝い』を、どうか、

子どもには、遊びのなかで行われて欲しい


その行い、それ自体が楽しい。

目的を達成させている最中が楽しい。

『お手伝い』という言葉が使われなくても、

楽しいがそこにあれば、面白そうがそこにあれば、

『子ども自身のやりたい』で、それが行われる。

面白そうだから、やりたくてやったことが、

他者の貢献となる。これがいいなと。

そこで1番大切なことだと思うのが、

元々それ自体を楽しんでることについて

『手伝い』の言葉じゃなく、提案する。


大人も子どもも同じだと思いますが、

途中で自由に止めることが出来る

遊びなので、楽しくなくなれば、おしまいです。

続けるか否か、そこは自由意思で、

つまらなくなってきた時に、

あっこうすると面白いかも!

あっこんなやり方あるやん!

あっこれやりながらこれも出来るやん!

あっこれ使えば楽しいになるやん!

こんな発想は、それ自体を楽しもうと遊んでるから

湧いてくるものです。

手伝いだからと、手順も、決められて、

これの次これしてその次これやったらおしまい。

[これだけやってくれればいいから。]の様な言葉

が、よかれと添えられてしまっては、どうか。

ただの機械作業です。

それでも、褒められ、褒美ももらえた。となれば、

今後、その褒美のために、頭も心も使わず、

機械作業をして、win-winの関係となってしまう。

少しずつ褒美が上乗せされ、機械作業を続けると、

手伝いをしてる人は、頭や心を使う時間を過ごせず

日々を重ねていくことになる。

手伝ってもらう側は、

いやなら断ればいいわけだしと、

仕事報酬を与えて、いいことしてることになる。



      私が今回のテーマで、

【『お手伝い』はしない】としたのは、

『お手伝い』『褒美』『仕事』といった言葉や物

等、相手に用意された『枠』の中で収まるのでなく

いて欲しい。


そこで、

やってみたらいいこときっとあるAction 

①「なんでもおもしろでやってのける人見たことある?実はここだけの話、それ僕なんだけど、やってのけるところ見たいなら今のうちに、頼みたいこと言ってみて。」と言ってみる。

②頼まれたことには、思いきり、面白でトライする

③無理なことは、面白でお断りして、他をトライ

④「面白なので、褒美は受け取りません」と言う

☆面白でいきまっせと、自分のスタイルを伝えて、
 先手でやることもらいにいく。

☆何がくるかはお楽しみ。

☆既に自分がやりたいことやることがあれば、
 それを思いきり面白でやってのける。

   これをそれぞれがやってみると、

    きっといいことあります😊

       byハッピー



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