キッチン by吉本ばなな
今まで2回読んだことがあったけれど、イマイチぴんと来なくて(あんまり覚えてないのです)、3回目の今回が1番しっくりとすっと言葉が心に入ってきたと思う。
吉本ばななさんの本は一字一句じっくり大事に読みたくなる。
彼女の作品は秋が一番似合うと思うし、なんとなくもの哀しく、なんとなく人恋しくなる。
人間の生と死を見つめ直して物思いにふけってしまいそうになったり。
けれど、人間の強さを改めて思い起こさせてくれるのも彼女の作品だと思う。
キッチンはまさに私にとってそういう存在。
本棚に永久保存。
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