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自動車販売業の日中違いが気になる、ぶつぶつ第四弾

こんにちは。夏歓です。

昨夜のTBS Newsで、最近中国で話題になった、メルセデス・ベンツの件が報道されました。

1100万円の自動車を購入した5分後、販売店にまだ出てないうちに、エンジンオイル漏れが発覚、買主は「返品」や「車の交換」を要求、販売店は「エンジンの交換」、つまり「修理」と対応し、結局大騒ぎになり、ベンツが謝罪になりました。「中国経済減速でも大きなマーケットですから、大切しなきゃいけない」と、TBS Newsはこう報道しました。

TBS Newsに感謝致します。しかし、報道には間違ってる部分があります。

自動車販売店、中国には「4S販売店」と呼び、「4S」の意味は「販売(Sale)、部品(Sparepart)、アフターサービス(Service)、顧客情報収集(Survey)です。

自動車販売店は自動車メーカーと特約店契約を結んだ販売業者で、提携が強いですが、経営については自己責任です。競争が激しいゆえ、「販売」には稼げなくて、「保険」、「部品交換」、「日常ケア」などアフターサービスで稼ぎます。今回の件には、間違いなく新車に不備がありますが、「返品」や「車の交換」になると販売店の損になり、「エンジンの交換」つまり「修理」になるとベンツメーカー全責任を取ることになり、販売店はアフターサービスでまた稼げます。

今回の件は、買主とベンツメーカーが揉めたことではなく、買主と自動車販売店が揉めたことです。ベンツのアフターサービス体制もちゃんとできてないゆえ、連絡不便で事件が起きたごろは欠席し、事件拡大になりました。

大騒ぎになるのもう一つの原因は、自動車販売店は「分払い」へ誘導、そして「金融サービス料」を取るの違法行為です。報道の最後に「和解写真」に制服を着てる方も映ってます。これは「警察」や「金融調査機関」のものです。

日本は自動車業界が強い、自動車販売業は中国と違いがあるから、本事件の「本質」を日本メディアに誤解されたと思います。日本は自動車メーカー直接販売し、「販売店の対応=自動車メーカーの対応」ではないかと、時間があったら、自動車販売業の日中違いをちょっと勉強したいと思います。

詳しい方がvivianxiahuan@gmail.comまで教えて頂けると嬉しいです。



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