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出張先の愉しみを覚えた2012年から13年の出張祭り!

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

ここのところライブラリの2012年あたりの写真を引っ張り出しておりますが、2012年の春から2014年の夏にかけては、これまでにないくらいに文字通り北は北海道から南は沖縄まで全国津々浦々出張三昧の日々を過ごしておりまして。

秋田への出張が続く中、合間合間で他の案件の提案で他県にも出向いており、この写真は高知市内のひろめ市場での一枚。
この頃は秋田の次の案件に取りかかり始めた頃で、何回か高知市へ出向いており、その度にひろめ市場に吸い寄せられるという(笑)

当然のことながらいくら海無し県育ちとはいえ、鰹の敲きなるモノは何度も口にしてましたし、むしろ好物に属するものでしたが、鰹の本場高知でいただいた敲きはこれまで口にしたモノとはほど遠く、これは同じ食べ物なのか?というレベル感!?
鰹というとまぐろほど脂の乗りは気にせず、さっぱりしたモノという感覚だったのが、本場でいただく鰹は脂のノリも良く臭みも無い。
そこに大量のニンニクや山葵といった薬味と一緒に食すあの感じ。
なによりまずは塩でいただくというのがとても新鮮だったことを思い出す。

脂の甘みもあるので塩をちょっとかける程度で充分旨み成分が染みわたるのである。
以来、高知に行くたびにひろめ市場にはお世話になった。
鰹の敲きに限らず、なぜかインドカレーのお店があったり、ぜんざいが美味しいお店があったり。
ぜんざい屋さんのあんこをナンに塗ってあんナンにしていただくという技を教えてくれたのも、何度となくひろめ市場に連れて行ってくれたお客さんだった。

あれ以来、全然高知に行く機会が無くなってしまったが、いつの日かまたひろめ市場には顔を出したいモノである。


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