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なぜ眠い目をこすって応援するのか?

ワールドカップを観てるせいで、連日早起きを強いられている。

応援していた日本とスペインが揃ってPK負けしてしまったので、がっかり続きだ。好きなチームが負けた日は、がっかりだし眠いしでいいことなしである。

嬉しくて眠いか、がっかりして眠いか。
あまり健康的な賭けではない。

自分と関係のない勝ち負けに、なぜこんなに肩入れするのか。勝ってもぼくの手柄ではないし、負けてもぼくのせいじゃない。

知り合いが出ているなら、まだ応援する必然性もあるってものだが、あいにく全員赤の他人だ。

我ながら無駄な肩入れをしている。
ワールドカップに限らず、スポーツの祭典が世界的に盛り上がっているところをみると、ぼくらは無駄な肩入れをする生き物なのかもしれない。

無駄だと分かっててやるのはなぜだろう。
理屈と関係なしにやってしまうということは、人間の本能なのではないか。

猫が猫じゃらしに戯れるように、人間にも狩りの本能が残っていて、擬似的に戦うことで残滓を満たしているのかもしれない。

しかしこう眠いと、万が一本当に狩りに行かないといけなくなった時、使い物にならない。

狩りに備えて今日は早く寝よう。

これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!