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「目的」は口実なんです。

「ご飯を食べずに打ち上げをする場を作るにはどうしたらいいんだろう?お散歩くらいかな?」


友人の何気ない一言。


このご時世「みんなで飲みに行こうぜ」という文句が手軽に使えなくなった。それに代わる誘い文句は何か。


たしかにパッと思いつかない。


大人になって失った能力の一つが「シンプルに誘う」だ。子供の頃は「公園で待ち合わせね!」といった具合に場所だけを決めて、人と会うことができた。

大人になるとお酒やご飯やスイーツを胃袋に入れる目的を噛ませないと、人を誘いづらい。


大人にとって「目的」とは、ゴールへの矢印であると同時に「人と会う口実」でもある。


ぼくが参加してるコミュニティではいろんなプロジェクトが立ち上がる。冒頭の打ち上げも、コミュニティ内のプロジェクトの話だ。

目的達成のためのプロジェクトだけど、僕の中では「仲間と会う口実がほしい」という参加動機も少なからず働いている。


もし会いたい人がいるならば、自分発信の目的を持っておくといい。本当は子供の時のように無邪気に誘いたいけれど、なんだか恥ずかしいから。

ぼくがなにかの目的にあなたを誘ったとしたら、本当の目的はあなたに会いたいということです。


目的はそのために作ったものだと察してください。


ではでは。

これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!