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いくつも欲しいと思うと、1つも手に入らない

結論を言うと、
「2兎追うものは1兎も得ず」という話だ。


おしまい。


としてしまうのはさみしいので、
もうちょっと能書きに付き合ってほしい。

目標設定が大事!
ってよく言うけど、
目標自体が曖昧になってしまうことも多い。

よくある罠は、
「2兎追っている事実」に気づかないパターン。

例えば、ブログを書くと決めたとする。
目的は何だろうと考える。

・自分を振り返りたい
・アウトプットの習慣をつけたい
・文章を書くのが上手くなりたい
・言語化能力を高めたい

などなど、いろいろ思いつく。

ぼくの目的は、
「繋がること」

身は1つなので、
人と接点を持つには限界がある。

だから、分身をたくさん置いておく。
そしたら、何人かの繋がれなかったはずの人と繋がれるかもしれない。

ぼくはしゃべるのが好きなので、
音声配信がメインだけど、目的は一緒だ。

いざ音声配信やブログを始めてみる。
あまり聴かれない、読まれない。

周りの発信者にはたくさんのリスナーさんがついていたり、いいねも山ほどついてる。

なんで自分のは伸びないのだろう。

ブログでマネタイズできている人もいる。
稼ぎに繋がらないアウトプットを続けていていいのだろうか。

いつの間にか3兎追っている自分がいる。

分身を作りたい場合。
たくさんのフォロワーを獲得したい場合。
マネタイズしたい場合。

それぞれ、有効な打ち手が変わってくる。

結果的に3兎得ることはある。
でもそれは、1兎をひたむきに追った結果の3兎だ。

こないだテレビで、
甲本ヒロトさんがこんなことを言ってた。

「バンドがやりたいって思った。
それが夢なんだって思った。

それって1つのような気がする。

バンドをやって有名になりたい。
バンドをやって金持ちになりたい。
と2つ言った時点で、
バンドはもう夢じゃなくて手段なんだ。

だったら、
有名になる夢だけを叶えたらいい。
夢って目的だと思うんです。」

※表現は完全に正確ではありません。

とても、胸を打たれた。

つい周りを見てしまう。
見るだけならいいけど、
周りの目的の違う人を見て、自分の目的を曖昧にしてしまう。

自らかかりに行っている罠だ。

目的が変わるのはいい。
朝令暮改でもいい。

でも目的が分からなくならないようにしたい。
どこにも向かえなくなっちゃうから。


最後まで読んでくれてありがとうございます。
おしゃべり版もあるのでよかったら聴いてみてください。


これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!