-作詞#9-希望の裏側のジョーカー

腐り果てきった上下の間
絶対服従 裏切り厳禁
恨みの感情のマトリョーシカ
乾坤一擲(けんこんいってき) ハイリスクの先

忘れ腐ったルールの檻の鎖を噛みちぎって
姑息な手段で勝ち誇っていたイカサマの末
人も熊も突きつけられた剣先に怯えてばっか
馬鹿らしい 阿呆の集まりの中
引いた札でさえ馬鹿らしい

ジョーカー 最低最悪なこの舞台の上で
ジョーカー こうして裏技ばっか探し合って
ジョーカー 他人ばっかり縋ってた奴の災厄
ジョーカー 覚め切れないこの高まりの先を

骸な感情でYESしか言わない
大衆心理のオウム返し
暗示で止めた恨みの無感情
下克上の爪を隠す視界

辞めれないやるべきあいつを突飛ばす時まで
笑い耐えない戦場何も出来ない負け犬の果て
御手元の首輪なんてのは引きちぎれないのさ
肝小さいあんたに嫌気がさして絶えないんだ

やり返すことも出来ないのか
ないのか
ないのか

抗う度に落下速度は加速する
数をこなしてもただ堕ちていく
もとから空っぽだった心と身体も
未来でさえも狂気に染っていくんだ

ジョーカー 仮面を引き裂いてくれないか
ジョーカー 偽りの絆でぼくを刺してくれ
ジョーカー 心が宿った肉体は朽ち果てた
ジョーカー 消え切れないこの高まりの先を

最底辺の景色の中で苦痛の顔だけ止まない