真昼の月

目に見えることはないけれど…

真昼の月

目に見えることはないけれど…

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ToDo mal or Not ToDo mal

留まるべきか、もう1年頑張るか。 「ダメだったときに、泣くと思いますか?」 「泣かないと思います。」 「ということは、努力が足りないということですね。」 「でも、主観的にはかなり頑張ったんですけどね。」 そんな会話をした6時間ほどあと、 今年の試験結果が発表になり、 私は、私の受験番号を 合格者の受験番号の羅列の中に見つけることができなかった。 最初は、こんなものか、と思っただけだった。 ひどく落ち込んでいる自分に気づきはしたが、 泣いたり取り乱したりはせず、 ただ、自

    • 復帰なるか

      長い間放置したここをもう再開させてみようかなどと思い立つ。 自分の想いを残す場所が欲しくなった。 とはいえ、続くとも限らない。 当時と比べても大差ないほど時間に追われる生活だ。 それでも書いてみたいという想いをなおざりにしたくなかった。 今、書きたいのだ。 リハビリもかねて、2、3の文章をつづってみようと思う。

      • 愛される女とは完璧な女ではない

        いい女になりたい、 愛される女になりたい、 今の自分には何かが足りなくて、そう願う女性が多い。 いい女になりたい!愛されるいい女の特徴とは? ( https://www.pairs.lv/3308 より抜粋) 性格  何事にも寛容・心が広い  謙虚だけど自虐はしない  マナー・常識を身につけている  ポジティブ  人を傷つけない 見た目  自分に似合うものを身につけている  姿勢がキレイ  健康的な体型をしている  笑顔が多い  常に身だしなみ

        • 終末にこそ相手を慮る必要がある

          「人の気持ちを慮ることを覚えてほしい」 かつて、私にそう言う男性がいた。 「貴女が将来なりたい職業に就くには、  必ず必要な素養だからこそ、身につけてほしい。」 私は、彼に惚れていたのでその言葉を真摯に受け止め、 彼が私のために吐いた言葉であると理解した。 ただ、私は割と空気を読むタイプである。 むしろ、読み過ぎて疲弊することすらあった。 ーーーまだ足りないということか…。 などと反省をし、 それまで以上に、人に対して気を配ることにした。 しかし、そんな

        ToDo mal or Not ToDo mal

          人も本も縁がつなぐ

          数日前から、 何年も積読状態だった本の中から一冊、 毎日30分程度のペースで読み進めている。 1冊目に選んだのは 村上由佳さんの 『ダブル・ファンタジー』。 まだ半分ほどしか読んでないが なんというか…、 私かっ! と主人公の女性の中に自分を見る。 一狼太とのメールの交換で 突然、激情の中に放り込まれた奈津は、 その渦に飲み込まれ、 一狼太に依存し、 突然冷めた一狼太に戸惑い、 一度話したいと繰り返しメールを送るが、 一狼太からは音沙汰がなくな

          人も本も縁がつなぐ

          真昼の月

          プロフィール画像を何にしようかと 過去の画像フォルダを漁っていた。 かつて、正午近くにカメラに収めた 『真昼の月』が見つかった。 『真昼の月』で検索を掛けると いろいろHITしたのだが、 松本清張先生の『事故』を原作とした テレビドラマがあったということを知る。 そのドラマの中では、 事件の被害者となった女性の精神的外傷を 『真昼の月』と喩え、 「確かに存在はするが、目には見えないもの」 という意味付けをしていた。 「ほんとうに大切なものは目に見えな

          真昼の月