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受験期に遊びまくって底辺高校にいった話

どうも

受験生のみなさんお疲れ様でした。

周りの後輩が、SNSの投稿の頻度を下げ、忙しそうにしているのをみて受験期が懐かしく感じました。今回は私の受験への意識などの話ができたらな、と思います。どうぞよろしく。

受験への意識

私はいきたかった(さほどそうでもなく、近かったから選んだ)公立高校が第一志望でした。しかし当然、志望理由もしょうもなく、カスみたいな志と「いけんだろw」という受験という峠を甘く見、意識も低かったです。

授業もサボり提出物も出さない当時の私の内申は89と受験生とは思えないくらい低く、その高校にいくには当日のテスト点にかかってると先生から言われましたが、危機感も持たずに自由奔放に生きていたためナメてました。過去の自分にヘッドロックしたいです。

親にも期待されていたため、家庭教師と塾に入り、(表面では)日々勉強の毎日、これが飽き性の自分にとっては非常につらく、がんばることもできずに、周りががんばってるのも気にせず家ではひたすらゲームをしていました。

周りの意識

周りの同級生は学校をつぎつぎ休みはじめ、ひねくれていた私は「サボりかよ」などと思っていましたが、実際は勉強をしていることを聞いて「そこまでしていきたい高校あるんだなぁ」と他人事に言葉をいなしては努力せず、毎日ゲームしていました。今思えば信じられない。

模擬試験を学校で実施し、頭が悪く勉強もしない自分の5教科の平均はなんと35点。周りには「80点くらいとれたよ」と嘘を吐き、頭の悪い自分を恥じては隠していました。周りの同級生は当然高得点を取り、置いてけぼりにされた気分になっていきました。ここから焦りをじわじわ感じていきます。

だんだん近づくにつれて、話題は「流行っているもの」から「受験」「勉強」などにかわり、日に日に追いつけなくなっていきました。しかし勉強する気は起きずにゲームばかりやって堕落する毎日。卒業したい。ただそれだけが私が思ってることでした。

塾や家庭教師では

塾ではひたすら同じところの問題を解くだけの繰り返し。「入りたい。」 なんて一言も言ってないのに「親が気を利かせてくれたのかどうなのかわからないけど、毎日いくのだるいな。」なんて思っていました。そりゃ身につくわけがない。

家庭教師では親が家にいるため、しぶしぶ授業を受けていたがやる気も当然出るわけもなく、ただただ無心で受けていました。

一回、家庭教師の先生の前でないてしまったことがあります。先生に強姦や暴力など、そういう方面の話ではなく、「誰にでもわかる。」といわれた問題がわからないことにただただ悔しくて突然泣き始めました。当然先生を困らせ、親も乱入。先生は途中で帰り、親に慰められました。なぜ泣いたのか聞かれましたが、表では勉強していた(フリ)ので、基礎がわからなかったなんていえず、「先生がいじめてきた」ととんでもないことをいいました。この場を借りていいます、マジで先生ごめん。

この事件から少しずつ勉強しはじめます。いままでまともに勉強しなかった私が勉強する姿をみて同級生は「変わったね」なんていってました。ほんとはしてないのバレていたのかもしれないです。わからないことがわかったときはすごく面白かったですが、暗記科目(理科、社会)には手を出しませんでした。これが後々の後悔の種になります。

公立受験当日

私は併願(公立高校と私立高校の受験)を受けました。当日は雨でしたが、近かったため、一番につきました。めちゃめちゃ意識高い子になった。

5教科(国語、数学、理科、社会、英語)で1教科50分というテストの時間の中、全力を出しましたが、周りとの差がつきすぎているためできないところも多く、早く終わってくれの一心でした。しかし、周りはがんばって解いている中「机に突っ伏して寝るのは浮くよな・・・」などの周りの視線を気にして(気にする必要もない)、ひたすら歌を脳内再生していました。  当時の私は自他ともに認めるような、いわゆる"陰キャ"と呼ばれるような、教室の隅っこでライトノベル小説をよんで、一人ぼっちの人間だったので インターネットカルチャーへの関心が人一倍高かったため、脳に流れるのは当時はやっていたJ-POPやK-POPではなく、ボーカロイドと呼ばれる曲ばかり流れていました。

そんなこんなで公立受験がすぎ、家では謎の開放感で満ち溢れていました。なにから開放されたのかはわからないですが。

私立受験

さて、併願なので私は二日目の私立受験を受けに某試験会場までいきました。冒頭らへんで書いたように、私の内申は89だったので、そのレベルの私立にしかいけず、いわゆる”底辺”高校に受験しました。しかし当日は150人くらいの受験生。それをみて私は謎の安心感がありました。

慣れない電車で向かった試験会場。この高校では教科の選択をし、1教科の受験でした。一番勉強していた(人並みには勉強してない)数学を選びいざ受験。しかしテストの問題をみて驚きました。そう、小学生で習うような問題と、中学生1年で習う問題しかでませんでした。この瞬間私は「ここまで堕ちたんだな」とひどく後悔をしました。

1教科しかなく、受験時間も30分だったためすぐ終えかえりましたが、家では公立受験後とはかわって焦りの感情しかでませんでした。もっと勉強しておけばさえ思ってしまいました。

受験の結果

公立高校は定員も割れていなければ、倍率もほかと高かったため落ちました。私立は滑り止めでうけているため、落ちることはほぼないので、私立高校にいくことになりましたが、私はいまでもこの高校の名前を言うのがコンプレックスです。このnoteを書いているいまでも、もっと勉強しておけばなんて思っています。

いくら後悔しても過去に戻ることはないので、大人の言うこと聞いておけばよかったのかなぁなんて思っています。当然それだけが正解の道ではないのですが。

受験の応援や落ちた私を励ましてくれた親、学校の先生、塾長、家庭教師の先生、ありがとうございました。元気に生きてます。




そんな話。

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